大原千鶴さんの「今宵のあて」
ゆで卵がおしゃれで手軽なつまみに「ウフマヨ」

ゆで卵がおしゃれで手軽なつまみに「ウフマヨ」

どこの家庭にもある卵。焼いたり、炒めたり、和えたりと、いろいろな調理法がありますが、最もシンプルなのがゆで卵。合わせるソースで和にも洋にもなり、どんなお酒のあてにも早変わりします。お酒を愛する料理研究家の大原千鶴さんに、つくり方とそのコツを教えていただきました。

好相性の卵とマヨがシャンパーニュを誘う

パリに行ったときに訪れたビストロのスペシャリテで、お腹いっぱいで食べ損なってしまった「ウフマヨ」。半熟のゆで卵にソースを合わせたなんてことはない料理なんですが、なんだか美味しいんです。

ソースはマヨネーズを牛乳で割るだけで、盛りつけも簡単。土台になるようにソースをちょこっと置いて、卵をのせて、その上からソースをかけるだけで出来上がりです。

私はゆで卵をいろいろな組み合わせで味変させながらつまむのが好きで、こうすると卵だけで十分いいあてになるんです。例えば、このマヨネーズソースに粉山椒や花椒をかけたり、ケチャップを加えてオーロラソースにしたり、からしマヨネーズにしたり、ピクルスや明太子と合わせるのもお薦めです。

今回は卵と相性のいいシャンパーニュを合わせました。ウフマヨはゆで卵にソースをかけるだけで夜は延々と続きちょっと危険ですね(笑)。

ウフマヨの和え物のつくり方

材料材料 (2人分)

3個
きゅうり適量(細切り)
★ マヨネーズソース
・ マヨネーズ大さじ3
・ フレンチマスタード小さじ2
・ 砂糖小さじ1

1ゆで卵を用意する

常温に戻した卵を熱湯で7分間ゆで、すぐに氷水にとって冷やし、殻をむく。

2マヨネーズソースをつくる

材料を混ぜ合わせる。

3仕上げる

きゅうりを盛った器に、卵が転がらないように②のソースをスプーンで少しのせ、卵を置き、残りのソースをかける。卵は糸や包丁で半分に切ってもよい。

完成

教える人

大原千鶴 料理研究家

大原千鶴 料理研究家

京都・花脊の料理旅館「美山荘」が生家。小さな頃から自然に親しみ、料理の心得を学ぶ。現在は家族五人で京都の市中に暮らし、料理研究家としてテレビや雑誌、講習、講演など多方面で活躍。シンプルなレシピに定評があり、美しい盛りつけにもファンが多い。着物姿のはんなりとした京女の印象とは対照的に、お酒をこよなく愛す行動派。レシピはお酒を呑んでいる時に思いつくのが一番多い。近著「大原千鶴のいつくしみ料理帖」(世界文化社)がある。2023年4月より、オンライン料理レッスンもスタート。

文:西村晶子 撮影:福森クニヒロ

西村 晶子

西村 晶子 (ライター・編集者)

関西在住のライター、時々編集者。京都の和食を中心に、老舗から新店までを分け隔てなく幅広く取材。2006年8月号「明石の老舗に、至福の柔らか煮、タコ飯を習う」で初執筆。2018年5月号より「京都『食堂おがわ』の季節ごはん」、2021年5月号より「京都『食堂おがわ』の妄想料理帖」の連載を担当。