
トマトの酸味とバターが融合して、即席リゾットのような味わいに。目玉焼きをのせると、食べごたえもアップします。料理を引き立てるバターを使ったレシピを、料理研究家の大庭英子さんに習いました。
トマトといえばバジル!この香りをプラスしただけで、爽やかさがご飯全体に広がります。
| 温かいご飯 | 360~400g |
|---|---|
| バター | 大さじ2 |
| トマト | 1個 |
| バジルの葉 | 8枚 |
| 塩 | 少々 |
| ★ 目玉焼き | |
| ・ 卵 | 2個 |
| ・ バター | 大さじ1/2 |
| ・ 塩 | 少々 |
| 粗挽き黒胡椒 | 少々 |
| バジル | 2枝(飾り用) |
トマトはへたを取り、横半分に切って種を取り、8mm角に切る。 バジルはせん切りにする。
大きめのボウルに温かいご飯を入れ、バターを加えて混ぜ、トマト、バジル、塩を混ぜて器に盛る。

フライパンにバターを溶かし、間隔をあけて卵を落として弱めの中火で半熟状に焼き、塩をふる。ご飯にのせ、粗挽き胡椒を散らしてバジルを添える。

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。
※この記事の内容は、『技あり!dancyuバター』に掲載したものです。

文:中村裕子 撮影:原ヒデトシ