身近な素材だが、「なるほど!」と膝を打つ食べ方です。ジョンにはマッコリを合わせるのが現地流。料理研究家の重信初江さんに、辛味と甘味のバランスが絶妙な韓流豆皿つまみを教えてもらいました。
衣をからめて焼いたもののことをジョンと呼ぶ。ランチョンミートと卵、家にストックしてあるもので一口分つくれるのがうれしい。
挽き肉に調味料、香辛料を加えて加熱した加工肉。韓国ではそのまま焼くほか、チゲやラーメンなどにも入れる。
ランチョンミート | 80g |
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小麦粉 | 適量 |
A | |
・ 溶き卵 | 1/2個分 |
・ 小ねぎ | 1本分(小口切り) |
・ 水 | 小さじ1 |
サラダ油 | 小さじ1 |
ランチョンミートは厚さ7~8mmに切り、小麦粉をまぶして余分な粉を落とす。ボウルにAを混ぜ合わせる。
フライパンに油を中火で熱し、ランチョンミートにAをからめて並べる。余った卵液は上からかけ、弱めの中火にして片面2分ずつ焼く。
調理学校で助手として勤務後、料理研究家のアシスタントを経て独立。定番の家庭料理から、実用系、韓国をはじめ大好きな旅行で出合った海外の味まで、守備範囲が広い。雑誌、テレビなどで活躍中。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。
取材:岡村理恵 撮影:鈴木泰介