オムクという韓国版さつま揚げをレンジでカラカラにした技ありつまみ。飲みながらつくりたい。料理研究家の重信初江さんに、辛味と甘味のバランスが絶妙な韓流豆皿つまみを教えてもらいました。
シラチャーソースの香りは独特だが、テイストは韓国の料理に通ずるパンチのある味。レンジにかけずにオムクにそのままかけても美味。
魚のすり身を薄くのばして揚げた、韓国版さつま揚げ。屋台では定番の食材で、おでんの具としても使われる。
シラチャーソースは、タイのチリソース。最近は韓国でも流行っていて、揚げ物にかけたり、マヨネーズと混ぜて使うことも多い。
オムク | 1枚 |
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シラチャーソース | 小さじ1 |
マヨネーズ | 小さじ1 |
オムクを幅4~5mm、長さ4cmに切る。電子レンジ(600W)にオーブンペーパーを敷いてオムクを広げ、1分加熱する。全体を混ぜてさらに30秒ほど加熱する。その後は様子を見ながら、20秒くらいずつ、混ぜては加熱し、水分がなくなってきて、カラッとした感じになって薄く色づくまで加熱する(合計で3分くらいが目安)。
広げて冷まし、シラチャーソースとマヨネーズをそれぞれかけ、からめながら食べる。
調理学校で助手として勤務後、料理研究家のアシスタントを経て独立。定番の家庭料理から、実用系、韓国をはじめ大好きな旅行で出合った海外の味まで、守備範囲が広い。雑誌、テレビなどで活躍中。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。
取材:岡村理恵 撮影:鈴木泰介