お菓子のようにつまめて、黒胡麻が香る甘くないパイ。甜麺醤のコクに香りのよい紹興酒を合わせて。京都の老舗中華料理店からキャリアをスタートした料理家・今井亮さんの、酒が進んで困るつまみをご紹介します。
いい具合にしょっぱくて香ばしさと深みも感じる。このサイズ感とビジュアルで延々と食べ続けてしまう。こっくりした紹興酒と。
冷凍パイシート | 1/2枚(20×20cm) |
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A | |
・ 黒すり胡麻 | 大さじ1 |
・ 甜麺醤 | 小さじ2 |
・ 醤油 | 小さじ1 |
パイシートは自然解凍し、フォークで均等に穴をあける。
1に混ぜ合わせたAを塗り、横長にして手前から巻く。端から12等分に切る。
オーブンペーパーを敷いた天板に2を切り口を上にして並べ、200℃のオーブンで10~12分焼く。
京都府丹後市の日本海に面した海辺の町生まれ。高校を卒業後、京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。東京のフードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。枠を決めることなく、アイデアに満ちあふれるメニューを日々創り出す。テレビ、雑誌など多方面で活躍中。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。
取材:田中鮎美 撮影:神林 環