体も心も温まるアツアツメニュー
香ばしいチーズとトマトの酸味が絶妙な"カレーチーズドリア"

香ばしいチーズとトマトの酸味が絶妙な"カレーチーズドリア"

カレー粉、ウスターソース、トマトケチャップで味つけした洋風ドライカレーがおいしさの秘密。ベシャメルソースは使わず、トマトとゆで卵、チーズで味のバランスをとります。人気料理研究家のサルボ恭子さんに、オーブンでつくる冬に嬉しいアツアツレシピを習いました。

“カレーチーズドリア”のつくり方

ご飯、ドライカレー、トマト、ゆで卵、チーズ、このバランスが最高!ご飯とドライカレー、トマトを混ぜて食べるのがお薦め。

材料材料 (3~4人分)

ご飯茶碗4杯分(温かいもの)
★ ドライカレー
・ 合挽き肉350g
・ 玉ねぎ1/2個分(みじん切り)
・ 生姜1片分(すりおろし)
・ れんこん5cm分(170g)(粗みじん切り)
・ サラダ油小さじ1
・ 塩小さじ1/3(粗塩)
・ 胡椒適量
・ カレー粉小さじ1
・ ウスターソース大さじ1/2
・ トマトケチャップ大さじ2
トマト2個
ゆで卵3個
オリーブオイル大さじ1
チーズ適量(ピザ用)
パセリ少々(みじん切り)

1ドライカレーをつくる

フライパンにサラダ油、玉ねぎ、生姜、れんこん、合挽き肉を入れて中火で炒め、挽き肉がポロポロになったら塩、胡椒をふる。カレー粉を加えてなじませ、ウスターソースとトマトケチャップを入れてよく混ぜ合わせる。

2具材をカットする

トマトは横幅1cmに切る。ゆで卵は皮をむいて4等分の輪切りにする。

3オーブンで焼く

ご飯にオリーブオイルを加えてよく混ぜ合わせ、1人用の耐熱容器3~4つに分けて入れ、ドライカレーをかける。トマト、ゆで卵、チーズの順にのせ、220℃のオーブンで12~13分、おいしそうな焼き色がつくまで焼く。パセリを散らす。

完成

教える人

サルボ恭子 料理家

老舗旅館の長女として生まれ、料理家の叔母に師事したのち渡仏、ル・コルドンブルー・パリ、リッツ等の料理学校を経て「オテル・ド・クリオン」調理場へ。当時2つ星のメインダイニングのキッチンとパティスリーに勤務。帰国後、料理研究家のアシスタントを経て独立。フレンチの手法を取り入れた家庭料理に定評がある。雑誌やテレビなどへのレシピ提供のほか、料理のプロとして生地の開発から参画したオリジナルエプロン「NOTRE TABLIER」のプロデュースなど精力的に活躍。

※この記事の内容は、四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu「冬のキッチン」
四季dancyu「冬のキッチン」
A4変型判(120頁)
2020年12月10日発売/1,000円(税抜き)

文:松原京子 写真:木村 拓

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。