夏野菜を食卓に!
骨太な旨味を楽しめる"いんげんと干し海老のくたくた蒸し煮"

骨太な旨味を楽しめる"いんげんと干し海老のくたくた蒸し煮"

干し海老の旨味が新鮮です。しっかりと味がついているので常備菜として3~4日保存可能。お弁当にもおすすめです。植松良枝さんが主宰する料理教室で登場する季節ごとに食べたい、つくりたい料理のレシピをご紹介します。ぜひ、つくってみて季節のおいしさを味わってみてください!

“いんげんと干し海老のくたくた蒸し煮”のつくり方

中華で使う干し海老は、車海老類を塩ゆでして干したもので、多くの料理はもどして使います。桜海老などとは種類が違い、食感や味が違うので注意して。

材料材料 (2人分)

さやいんげん200g
干し海老15g
胡麻油大さじ1と1/2
大さじ1と1/2
醤油大さじ1と1/2

1下ごしらえ

干し海老はぬるま湯大さじ3(分量外)に10分ほど浸してもどす。

2いんげんを炒める

鍋に胡麻油を入れてしっかり熱し、いんげんを加えて強めの中火で炒め、全体に油が回ったら、酒、醤油を加える。

3蒸し煮にする

干し海老をもどし汁ごと加え、蓋をして6~7分蒸し煮にする。途中2~3回上下を返す。

4仕上げ

3の汁気がなくなってきたら蓋をはずして水分をとばすように大きく炒め、水分がなくなったら出来上がり。

完成

教える人

植松良枝 料理研究家

植松良枝 料理研究家

季節を料理だけでなく、生活にも取り入れながら暮らす料理研究家。大人気の料理教室「日々の飯事」を主宰。母になってからは、日々成長する子供にも季節を映すようになったとか。子育てしていても食に対する想いは増すばかり、と女友達のバックアップを受けながら、親子での台湾「食」の旅を敢行。初夏には、1人メンバーが増えた喜びを噛みしめながら親子3人でバスク地方に出かけ、たくさんの収穫を得て帰国。

構成:中村裕子 写真:野口健志

※この記事は四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。

四季dancyu「夏の台所。」
四季dancyu「夏の台所。」
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833477925
2019年06月13日発売 / 1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。