BSフジ「植野食堂」のおうちキャンプ飯
肉の旨味とキャベツの甘味が一体となった"ベーコンとソーセージのシューブレゼ"

肉の旨味とキャベツの甘味が一体となった"ベーコンとソーセージのシューブレゼ"

絶賛発売中のdancyuムック「アウトドアクッキング 外でもおいしく!」掲載の人気シェフが本気でつくった外ごはんレシピが、BSフジ「日本一ふつうで美味しい植野食堂」に登場!6月16日放送の回では、東京・新富町の名フレンチ「ビストロシンバ」のオーナーシェフ菊地佑自さんのレシピをご紹介。とろとろになるまで蒸し煮したキャベツは、驚くほど濃厚な甘味を味わわせてくれます。

“ベーコンとソーセージのシューブレゼ”のつくり方

ベーコンやソーセージの旨味を吸収しつつ、蒸し上がったキャベツこそが真の主役!
ベーコンやソーセージは上質なおいしいものを使って。

材料材料 (5~6人分)

ベーコン2個(各150g(塊))
フランクフルト4本(好みのソーセージ)
ハーブソーセージ4本(好みのソーセージ)
キャベツ1個分(幅2cmのざく切り)
玉ねぎ1個分(厚さ1cmのくし形切り)
にんにく1片分(半分に切ってつぶす)
バター30g(食塩不使用)
適量
粒マスタード適量

1ベーコンとソーセージを焼く

厚手の鍋(鋳物鍋や鉄鍋など)にバターとにんにくを入れ、中火にかける。香りが立ったらベーコンとソーセージ類を入れ、表面が色づくまで焼く。

ベーコンとソーセージを焼く

2玉ねぎを炒める

玉ねぎを入れて軽く炒め、脂をからめる。

3キャベツを加える

鍋に入るだけのキャベツを詰めて、塩2つまみをふり、蓋をする。弱火に落とし、野菜の水分で蒸し煮にする。鍋底が焦げつかないように、ときどき蓋をあけて底から混ぜる。

キャベツを加える

4仕上げ

野菜のカサが減ってきたら再びキャベツを足し、塩を2つまみふり、蓋をして蒸し煮にする。これを何度か繰り返してすべてのキャベツを入れる。キャベツがクタクタになったら出来上がり。器に取り分け、粒マスタードを添える。

完成
「シュー」はキャベツ、「ブレゼ」は蒸し煮にすること。水を一切加えず、キャベツの水分だけでつくるのが、おいしさのポイント。キャベツ1個分は生だとかなりの量に思えるが、驚くほどカサが減るのでお試しあれ!

教える人

菊地佑自 「ビストロシンバ」オーナーシェフ

菊地佑自 「ビストロシンバ」オーナーシェフ

フランスでは三ツ星店からビストロまで、幅広い経験を積み腕を磨く。2015年、新富町に同店を開業。今の季節、開放感のある窓際の席はオープンエア気分も楽しめる。

店舗情報店舗情報

ビストロシンバ
  • 【住所】東京都中央区銀座1‐27‐8
  • 【電話番号】03‐6264‐4218
  • 【営業時間】17:30~24:00(L.O.23:00)
  • 【定休日】月曜・第3火曜日
  • 【アクセス】東京メトロ「新富町駅」より3分

写真:中垣美沙 構成:編集部

※この記事は「dancyu アウトドアクッキング 外でもおいしく!」に掲載したものです。

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2021年6月11日発売/880円(税込み)
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