夕暮れ時。今日は飲みたい気分だ。まずはビール、いやハイボールか。そのあとは赤ワイン、日本酒、ウイスキー…どれかな。そうだ、つまみは何にしよう。素材の香りと旨味を引き立たせたチャーハンがいい。ええ!?チャーハン!?という左党は、ぜひお試しあれ。
酒盗をまとった枝豆をつまみ、ご飯をパクリ、ビールをゴクリ。プハ~となった瞬間、酒盗の旨味、枝豆と玄米の甘味がぷくぷくっとふくらんだ。思わずなめた指が、これまた旨いっ!酒盗は塩のみでつくったものがおすすめ。枝豆と酒盗を炒めるだけでも、幸せ度数は高い。口ひげがはえている方は、寝る前に顔を洗うのをお忘れなきよう。
玄米ご飯 | 100~150g(茶碗軽めに1杯程度)(温かい状態) |
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ゆで枝豆 | 50g(さやつき) |
酒盗 | 10g |
太白胡麻油 | 小さじ2(サラダ油、オリーブ油でも可) |
胡椒 | 適量 |
フライパンに太白胡麻油を引き、中火で酒盗を炒める。
香りが立ってきたら、玄米ご飯、枝豆、胡椒を加えて混ぜ合わせる。
シンプル&独創的なおつまみ名人。レシピ本も多数。今回チャーハンに使用したフライパンは、直径16cmの小さめサイズ。
文:山内史子 写真:本野克佳
この記事は技あり!dancyu「チャーハン」に掲載したものです。