サルボ恭子さんのワインが進むフレンチつまみ
スモークチーズの風味とカツオの旨味が渾然一体!"カツオのタルタル"

スモークチーズの風味とカツオの旨味が渾然一体!"カツオのタルタル"

らっきょうにスモークチーズという新鮮な組み合わせが、驚くほどワインに合うおつまみです。「アペリティフ」とはちょっとしたおつまみでワインを飲むことを指すフランス語。そんなアペリティフにぴったりのフレンチつまみを料理家のサルボ恭子さんに教えてもらいました。

カツオのタルタルのつくり方

材料材料 (2~3人分)

カツオ150g(刺身用、腹身)
らっきょうの甘酢漬け小6粒
あさつき2本(または万能ねぎ)
スモークチーズ30g(好みのもの)
フレンチマスタード大さじ1と1/2
小さじ1/4
サラダ菜適量(飾り用)

1材料を切る

カツオは5mm角に切る。らっきょうはみじん切り、あさつきは小口切り、スモークチーズはすりおろす。

2混ぜ合わせる

食べる直前に、ボウルに1 とフレンチマスタード、塩を入れて混ぜ合わせる。サラダ菜とともに器に盛る。

完成
カツオは味の濃い腹側を使い、らっきょうの甘酸っぱさと食感、スモークチーズの風味を重ねて。もうワインが止まりません。パンにのせても。

教える人

サルボ恭子 料理家

サルボ恭子 料理家

パリの名門ホテル「オテル・ド・クリヨン」の厨房を経て、現在は料理教室、ケータリングなどで活躍中。フランス料理をベースに、洗練されたレシピにファンが多い。『前菜食堂』『ウマつま』など著書多数。ご主人はフランス人。

文:鹿野真砂美 写真:公文美和

※この記事の内容はdancyu2016年12月号に掲載したものです。

鹿野 真砂美

鹿野 真砂美 (ライター)

1969年東京下町生まれ。酒と食を中心に執筆するフリーライター。かつて「dancyu」本誌の編集部にも6年ほど在籍。現在は雑誌のほか、シェフや料理研究家のレシピ本の編集、執筆に携わる。料理は食べることと同じくらい、つくるのも好き。江戸前の海苔漁師だった祖父と料理上手な祖母、小料理屋を営んでいた両親のもと大きく育てられ、今は肉シェフと呼ばれるオットに肥育されながら、まだまだすくすく成長中。