50周年を迎えた、北海道農業のおいしさを発信し続ける『GREEN』の魅力とは?

50周年を迎えた、北海道農業のおいしさを発信し続ける『GREEN』の魅力とは?

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日本全国へ北海道の農畜産物を届けているホクレン。そのおいしさを支える人々の思いを届けるべく、発信してきた農業メディア『GREEN』がついに今年で50周年を迎え、たくさんのファンがお祝いに駆け付けた。

“推し”は北海道の農業!食べて応援するホクレンのファンクラブ「ぐりんぐらん」

ホクレンといえば、北海道の農畜産物を全国へ届けるのに大きな役割を果たしている組織だ。生産者の営農活動を支えるためにさまざまな活動をおこなっているが、そのひとつが農業メディア『GREEN』で発信すること。1974年に冊子が創刊、ついに今年で50周年という大きな節目を迎えた。現在は冊子やウェブサイト、SNSなどさまざまな媒体で、農畜産物のおいしさや農業に携わる人々の思いを伝えている。

冊子
年4回発行するホクレンの冊子『GREEN』は1974年創刊。農業のことから料理レシピまで、多彩な特集は読みごたえ抜群。ウェブでデジタル版もバックナンバーを含めて閲覧できる。

さらには、『GREEN』を読んでくれる人や、北海道の農畜産物を好きになってくれた人とつながって「北の大地の農業をもっと盛り上げたい!」と、2017年にはホクレン『GREEN』のファンクラブ「ぐりんぐらん」も発足。「ぐりん」は『GREEEN』、「ぐらん」は“grand(壮大な)”と“ground(土地)”に由来し、これらを組み合わせて考えられたネーミングだ。

そんな節目を「ぐりんぐらん」の会員や冊子読者と祝うべく、2月にファンイベント「いただきますをご一緒に(東京)」が開催された。このイベントの主役として登壇したのが、2020年から“ホクレンアンバサダー”を務める「TEAM NACS」のリーダー、森崎博之さん。「あぐり王国北海道NEXT」(北海道放送)に出演し、北海道の農業について発信し続けてきた森崎さんだが、実は子どものころから『GREEN』の愛読者だったことを教えてくれた。

「僕は旭川市に近い上川郡東川町で生まれ育ち、祖父母は米農家でした。だから、子どものころから家に『GREEN』が届いていて、写真もデザインもすごく洒落ているなぁ、なんて思いながら楽しみに読んでいたんです。農業って土だらけで、子どもにしてみればそんなにキレイなものじゃなかった。でも、『GREEN』に登場する土まみれの作業着の農家さんたちはみんな、すごく輝いて見えて。祖父母の働く姿を見る目が変わったのも、この冊子のおかげです。僕にとっては、まさに農業のことを学べる“教科書”でしたね」

森崎さんはそう振り返りながら、「北海道の農業は、僕にとっての“推し”なんです!」と言葉に力を込め、自らの熱いファン魂も見せてくれた。

森崎博之さん
“ホクレンアンバサダー”の森崎博之さん。北海道を拠点として全国をとびまわり、北海道の農業だけでなく、食育活動にも取り組んでいる。

dancyu食いしん坊倶楽部部長・植野も登壇、森崎リーダーとの熱いトークが止まらない!

『GREEN』の50周年を祝うイベント「いただきますをご一緒に」は今年、全国の各都市で開催が予定されているが、この2月に記念すべき1回目が開催されたのは東京。イベントの第1部は森崎さんのトークショー、第2部は北海道の農畜産物を使った特製コースランチという、なんとも豪華な2本立て。特別ゲストとしてdancyu編集部長兼食いしん坊倶楽部部長の植野も登壇し、森崎さんと熱いトークを繰り広げた。

桑山陽子さん
『GREEN』編集室を代表して、ファンの皆さんに感謝の気持ちを伝える桑山陽子さん。「北海道の食材を選んで食べてくださる皆様は、北海道農業のパートナーだと思っています」と語った。

第1部のトークのメインテーマは「冬においしい北海道の食材」。森崎さんが「北海道といえば“じゃがいも”。掘りたてがおいしいイメージがあるかもしれないけれど、冬に貯蔵してデンプン質が糖に変わることで、どんどん甘くなるんですよ」と話すと、「じゃがいもって本当に偉い!冬になると凍りたくないから、糖度を高くして身を守る。何もしなくても、自分で甘くなってくれるんだから」と植野。

森崎さんと植野
“じゃがいもの食べ方”について激論をかわす森崎さんと植野。「洗ったじゃがいもを濡れたままキッチンペーパーとラップで包んで、500Wの電子レンジで5分加熱してみて。簡単でおいしいから!」と森崎さん。

実はこの“寒さ”こそが北海道の冬野菜のおいしさのカギ。ほかにも、雪の中に保存することで甘くなる“越冬キャベツ”は、有数の産地である和寒町の映像をスクリーンに映して紹介。
「和寒町は寒い日はマイナス20度にもなる地域。パウダースノーが布団のような役割をしてくれて、キャベツが凍らない。秋に収穫したキャベツを雪の中で貯蔵することで、甘味がアップするんです」と、産地をよく知る森崎さんの解説に、参加者も思わず深く聞き入っていた様子。

第2部のランチでは、森崎さんの発声のもとに北海道産の牛乳で乾杯!ゆり根を使った前菜にサクラマスのロースト、北海道ポークの角煮、ゆめぴりかのホタテご飯などなど、北海道食材尽くしの和洋折衷フルコースに、参加者も大満足。数々の美味のなかでも特に好評だったのが、メイン料理の「北海道ポークの低温調理グリル」。つけあわせには「北海道産じゃがいも(とうや)のリヨネーズ」と「越冬キャベツのブレゼ」が添えられ、参加者はトークショーの話題にのぼった野菜を実際に味わい、そのおいしさを実感できた。

ランチの様子
乾杯の音頭をとった森崎さん。グラスに注がれたのはなんと、広大な北海道の自然が育んだ牛乳!
ランチの様子
円卓を囲むランチの時間はファン同士が交流しながら、写真を撮ったり、料理の感想を語り合ったりして、楽しいひとときを過ごした。

「ランチはどのお料理も、素材の持ち味がいきていて本当においしかったです。『GREEN』は森崎リーダーのエッセイをいつも楽しみに読んでいます。これからも北海道農業の応援を続けます」と話してくれたのは、札幌出身の旦那様の影響で北海道食材ファンになったという女性。また、神奈川県からこの日を楽しみに来たという女性は、「ぐりんぐらん」会員のお母様、旦那様も一緒に参加。「学校給食の栄養士をしているので、このイベントで知った北海道野菜の知識を、ぜひ子どもたちにも伝えていきたいと思っています」と、笑顔で教えてくれた。

森崎博之さん
イベントの最後にはグルメギフトカタログが5名に、森崎さんの著書『生きることは食べること〜森崎博之の熱血あぐり魂』直筆サイン入り本が5名に当たる抽選会も開催された。

農業や生産者のことを知り、応援することで、もっともっと北海道の食材をおいしく味わいたい――。そんなファンのために発足した「ぐりんぐらん」は、今後もさまざまなイベントを企画中。北海道農業を応援する“推し活”は、これからもますます盛り上がりを見せそうだ。

会場の様子
会場となったのは目黒「ホテル雅叙園東京」のバンケットルーム。冊子『GREEN』の読者と「ぐりんぐらん」会員の100名が集まり、イベントは大盛況!晴れやかなお祝いの会となった。
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北海道農業の応援団募集!
「ぐりんぐらん」は、北海道農業、北海道の農畜産物、ホクレンのことをもっと知ってもらいたい。そしてホクレンが全国の皆さまともっと繋がりたい。そんな思いが強くなり、2017年1月に誕生しました。メンバーの方には、産地訪問ツアーや、アンケート・商品モニター、また北海道各地の生産者に届けるメッセージ募集やプレゼントキャンペーンなどさまざまな企画に参加いただけます。2024年3月20日(水)から4月19日(金)まで新規入会キャンペーンも実施中。この機会に、ぜひ北海道農業とつながってみませんか。

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公式サイト

文:大沼聡子 写真:古川 章

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