国内はもとより、海外での人気も高まっている日本の米菓。業界全体で圧倒的シェアを誇るのが、新潟に拠点を置く「亀田製菓」だ。挑戦をおそれず、最上のおいしさを届けるために、常に米菓のスタンダードを見直し、「まずは何事もやってみる」というクラフトマンシップで生み出した新商品が「贅を尽くした海老せんべい」と「贅を尽くしたざらめせんべい」だ。せんべい好きのdancyu食いしん坊倶楽部メンバー約100人の90%以上が「おいしい」と太鼓判を押した新しい米菓の魅力、そして、おいしさの秘密とは?
一年に何百ものアイデアが生まれ、実際に商品化されるのはごく少数。亀田製菓が「思い浮かんだら、まず形にしてみること」を大切にしているのは、物事を突き詰めた先に想像もしていなかった発見やおいしさがあると信じているからだ。
職人が一つのことに向き合い切磋するように、トライアル&エラーを繰り返しながら生み出された商品には、亀田製菓が考える「米菓の可能性」が詰まっている。
おいしさに一切の妥協をしないクラフトマンシップを表現しているのが「技のこだ割り」や「堅ぶつ」、そして、この春、新たに誕生した「贅を尽くした」シリーズだ。海老とざらめの2種で展開する新商品は、その名の通り「贅沢な味わいを存分に堪能できる」と早くも米菓ファンの話題を集めている。
dancyu食いしん坊倶楽部メンバーからせんべい好き約100人を募り、発売前の新作を試食してもらいアンケートを実施すると、実に90%以上のメンバーが「おいしい」と絶賛。味わいについては次のようなコメントが寄せられた。
凝縮された海老の旨味とコクに驚く「贅を尽くした海老せんべい」と、たっぷりとざらめを使い上品な味わいを際立たせた「贅を尽くしたざらめせんべい」。それぞれ試行錯誤を繰り返し「これまでにない贅沢な味」を追求したと話す名古屋さんと池田さん。おいしさのために、それぞれの力を注いだポイントとは?
味わいや食感、風味など、細部にいたるまで探究を重ねて完成させた新作の「55g贅を尽くした海老せんべい」と「105g贅を尽くしたざらめせんべい」には、職人たちの魂が深く宿る。その想いは実施したアンケート数字が物語るように、消費者にも届いているようだ。
亀田製菓のクラフトマンシップのもとに新たに誕生した「贅を尽くした海老せんべい」と「贅を尽くしたざらめせんべい」。新作を試食した90%以上の人が「おいしい!」と称賛したのは、米菓のスタンダードを常に刷新する“職人の心”があればこそ。
この機会に、ぜひ手にとってクラフトマンシップが宿る米菓の魅力を実感してほしい。
文:小寺慶子 写真:菅野祐二(SPOKE inc.)