とんでもない牛肉ラバーがいる。小池克臣さん。20年余、年間300日は牛肉を食べ続けている。そんな小池さんがライフワークの中でたどり着いた、激旨な取り寄せ牛肉を厳選。そして、牛肉をおいしく食べ続けるための体調管理、尿酸値の上昇を抑えてくれるヨーグルト「明治プロビオヨーグルトPA-3」への期待など、No Meat,No Life.を実践し続けるためのアイデアを教えてもらった。
初めまして!
交わしたネームカードの肩書は、なんと「肉バカ」。そう、小池さんは昼間の顔はサラリーマンだが、プライベートでは自らを肉バカと名乗る。なんと年間300日は、牛肉を食べるという生活を続けている。
気になるのはその内訳だが、約250日は焼肉だそうだ。
「焼肉は牛肉料理のなかでもコストパフォーマンスがいい。いろいろな部位を味わえますし、お店ごとに異なる焼き方、たれの味わいなど、いろいろな角度から楽しめます。焼肉はスタイルも含めたトータルな味わいにこそ、店主の肉に対する美学が垣間見れます」
小池さんは牛肉をひたすら食べ歩く中、震えるほど旨い肉に出合うと牛肉情報を集める。個体識別番号、雌か去勢か、月齢、生産者などを尋ね、できる限りの情報を記録。
「これを10年ほど続けていたら、不思議なことに、ある数人の生産者が何度もヒットしていることに気づきました。それが全部、純但馬血統の雌だったのです」
小池さんが20年余をかけ、カラダを張って見つけた珠玉の牛肉は、全国津々浦々にある。取り寄せ事業に参入する肉屋が増えたことで、家にいながら味わえるものもあるそうだ。
小池さん推薦、極旨な取り寄せ牛肉をご紹介いただいた。
牝牛にこだわり、肥育技術に定評のある「川岸牧場」。その直営精肉店が採算度外視で送り出すのが、“ステーキ小間”だ。
神戸ビーフ、厚切りステーキの不揃いカットを詰め合わせたセット(300g)。厳選された但馬牛だけが名乗れる神戸ビーフのロース、ヒレ、肩、モモ肉が驚くほどのお手頃価格で味わえる。
「塩、胡椒でシンプルに味わってください」と小池さん。
肉質重視&店主自らが競り落とす但馬牛一筋の「扇矢精肉店」。目利き力の高さ、的確な熟成技術は各百貨店からも一目を置かれているという。
小池さんが贈り物などによく利用しているというのが、肉職人惣菜シリーズ「ローストビーフ」(約500g)だ。受注後、霜降りの塊肉をスチームオーブンで焼き上げる。
「切り口から和牛の香りが広がります。肉汁でつくるグレイビーソースがまたおいしい」と小池さん。
和牛を愛し、和牛の新しい価値を探求する和牛加工専門店「忠源」。
“和牛の生ハム”で知られるが、新商品はなんと“和牛チップス”。特選和牛を12ヶ月以上熟成させてスライスし、旨味を閉じ込めるように乾燥させたもの。1缶15g入り。
「和牛の旨味が凝縮されていて、ドライなんだけど、旨味がじゅわ~と広がる感じです。大人だけの愉しみ」と小池さん。
牛肉を毎日300gほど食べる小池さんだが、健康のために10年ほど続けている食習慣がある。それは朝食で、青汁入りの野菜&果実ジュースと納豆ごはん、そしてヨーグルトを欠かさないこと。
そのおかげもあってか、現在はいたって健康体そのもの。毎年の健康診断も平均値の中に納まっているという。
「カラダが牛肉を欲する限りは食べていて大丈夫だと信じています(笑)。でも、そろそろ代謝が悪くなってくる年齢なのと、友人たちに持病が出始めたのがちょっと気にかかってます」
とくにケアしたいのは、尿酸値だとか。
「尿酸値について回る食事制限はできればしたくない。でも、『明治プロビオヨーグルトPA-3』は尿酸値の上昇を抑える働きがあるんですね。肉食の僕にはとてもうれしいヨーグルトです」
肉のプリン体含有量は比較的多めで、尿酸値上昇につながる食材の一つである。家で過ごす時間が増えたことで運動不足などに陥りがちになった今、尿酸値が気になる人も多いのではないだろうか。
「PA-3」は肉好きをはじめとする“食通”にはもってこいの商品だ。
小池さんは90歳になったときも、和牛を食べていたいと切に望む。
「そのために“肉バカ”として和牛生産者や精肉店も応援しています。これからは「健康」も大事なテーマ。『PA-3』を味方につけて、牛肉ライフをより長く楽しみたいと思います」
小池さんのように、大好きな食を“我慢する”のではなく、上手に対策を講じながら、前向きに食を楽しみ続けたいものだ。
男性健常人14名を2群に分け、乳酸菌PA-3株が入ったヨーグルトを摂取するグループと、乳酸菌PA-3株が入っていないヨーグルトを摂取するグループで、ヨーグルトと同時にプリン体を摂取して、摂取後30分、60分、90分、150分後の血清尿酸値を比較したグラフ。その結果、乳酸菌PA-3株を含むヨーグルトを摂取していたグループは乳酸菌PA-3株を含まないヨーグルトを摂取していたグループに比べ、食後の血清尿酸値の上昇が抑制されていることが分かった。
尿酸値が気になる方は、対策の1つとしてPA-3を取り入れ、より健康的で楽しい日々を送ろう。
40数年前、横浜の魚屋の息子として生まれる。家族で食べた焼肉の旨さで牛肉に目覚め、以来、家業を継がずに牛肉を焼き続ける。焼肉、ステーキ、すき焼きなどの牛肉料理を食べ続ける一方で、愛するがゆえに、和牛の生産過程、加工、熟成にまで踏み込むようになり、肉の求道者としての研究も続けている。ブログ「No Meat,No Life.」では、日々の肉食ライフを詳細に公開。
文:斉藤由利子 写真:馬場敬子