観光客の知らない浅草~浅草高校・国語教師の浅草ランチ・ベスト100~
神林先生の「浅草ランチ・ベスト100」発表!|神林先生の浅草ランチ案内①

神林先生の「浅草ランチ・ベスト100」発表!|神林先生の浅草ランチ案内①

東京都立浅草高校夜間部(正しくは、昼から夜担の授業を担当する三部制B勤務)国語教師の神林桂一さん。二十歳から食べ歩き&飲み歩きに目覚め、浅草をはじめ下町を中心とした食べ・飲み歩きがライフワーク。浅草の深き食文化を伝えたいという情熱から、独自の視点で偏愛店をランキングするミニコミを刊行するまでに。浅草の奥の奥まで知り尽くす神林先生の新シリーズ「浅草ランチ案内」が始まります!

神林です。今度はランチ編です。

神林桂一と申します。
前シリーズ「観光客の知らない浅草~浅草高校・国語教師の飲み倒れ講座~」の「浅草ひとり飲み案内」が終了した2019年7月以来、久しぶりの再開となります。

神林桂一さん
東京都立浅草高校夜間部国語教師の神林桂一さん。前シリーズでは「浅草ひとり飲み案内」と題し、12軒の優良店を紹介いただきました。ランチ紹介にはどんな店が登場するのでしょう?

65歳、都立浅草高校の教員です。
大学生の頃から浅草で食べ・飲み歩き、現在、浅草エリアで訪ねた店の数は1,102軒になりました(連載開始時は1,030軒)。
職場で不定期に発行しているミニコミも35号となり、浅草の飲食店・飲み助の間でも結構知られる存在に。もちろんこの連載もです。

3枚つづり、100軒のランチ偏愛店を堂々選出!

前回は「ひとり飲みの店ランキング・ベスト12」の中から12軒を紹介しました。
今回は「浅草ランチ・ベスト100」として100店を選出。ジャンル別により多彩なお店を紹介していきたいと思っております。

愛車にまたがり、勤務時間前に浅草の隅々までランチを食べ歩きました。
浅草エリアで、今までランチを食べた店の数は708軒。
「観光客の知らない」ランチを中心にお届けします。
おっと、そこは「飲み倒れ」が専門の僕。昼飲み情報・夜の部の情報も合わせて載せますので、どうぞお楽しみに。

神林先生のランキング・ミニコミ
ぺら一枚の紙に刷り出した、神林先生のランキング・ミニコミ。今回のテーマは「浅草ランチ・ベスト100 2019」。食の密集地浅草エリアのジャンルごとにわけた100軒が名を連らねます。どちらも自身の足で訪ねて、食べて、飲んだ店ばかり。

次回の第1軒目は「麺類」部門から。
焼鳥の名店が提供するラーメンを紹介します!

――明日につづく。

文:神林桂一 写真:萬田康文

神林 桂一

神林 桂一 (都立高校国語教師)

教員生活42年。食べ歩き、飲み歩き歴は45年。10年前の都立一橋高校(馬喰町)時代から食のランキング・ミニコミを刊行(おもに職場で配布)。下町エリアを中心に酒場、定食屋、バー、和・洋・中・その他のエスニック料理店と守備範囲は広いが、なかでも“お母さん酒場”には並々ならぬ情熱を持つ。食にまつわる書籍、雑誌、テレビ番組、一般的なランキングサイトなど、リサーチにも余念がなく、自作のデータベースには行った店・約9,200軒を含む1万5,000軒。の店や食の情報が整理されている。毎日早朝6時、デッキや外付けHDD計4台に録りためた番組をチェックすることから1日が始まる。

神林 桂一先生が2020年8月24日に逝去されました(享年66歳)。 神林先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。