ご飯がおいしい店にハズレなし。食いしん坊なら、誰もが納得するセオリーだろう。では、ご飯がおいしい店はどのようにお米を選んでいるのか?実は首都圏の多くの人気飲食店が宮城県産米を採用している。お米選びの達人2人がその理由を熱く語った。
1782年から続く米穀店の八代目店主。お客の好みに合わせて、銘柄だけでなく精米具合もアドバイスしてくれる頼もしいお米の先生。五ツ星お米マイスター。
おいしいご飯目当てにお客が集まる「米祥」の料理長。米選び、水選び、釜選び、火加減のすべてに心を配り、おいしいご飯を炊き上げるための研究を欠かさない。
和食の魅力を引き出す さっぱり味で人気再燃
ハツニシキを母に、ササシグレを父に育成された宮城を代表する品種。さらりとした食感と上品な旨味が特徴。刺身や鮨など、繊細な和食との相性が良い。
和洋を問わず好相性 迷ったらまずこのお米!
宮城を代表する主力銘柄。コシヒカリを母に、初星を父に育成。「粘り」「つや」「旨味」「香り」のバランスが良い。 和食、洋食を問わず料理を引き立てる優等生。
宮城が誇る新品種 これぞ天下をとる旨さ
まるでもち米のような、もっちり食感で、噛むほどに旨味と甘味があふれ出す宮城県産米の新品種。洋食や豚の角煮など、濃厚な和食に最適な贅沢米。
「食べわける楽しみ、宮城のお米から。」
和食・洋食、レストランやお弁当など、料理やシーンに合わせて“食べわける”という新しいお米の楽しみ方ができる、それが宮城米。(JAグループ宮城・宮城県米穀周年供給需要拡大推進協議会)
「米祥」
【住所】東京都中央区日本橋室町2‐2‐1 コレド室町1
【電話番号】03‐6225‐2424
【定休日】コレド室町に準ずる
【営業時間】ランチタイム 11:00~15:30(L.O.14:30)、ディナータイム 17:00~23:00(L.O.22:00)
【アクセス】東京メトロ「三越前駅」直結(A6出口)
「玄米耕房 かめた」
【住所】東京都墨田区江東橋5‐13‐2
【電話番号】03‐3631‐1050
【定休日】日曜、祝祭日
【営業時間】10:00~18:00
【アクセス】JR「錦糸町駅」より15分、都営地下鉄「菊川駅」「住吉駅」より15分
文:鈴木桂水 写真:花井智子 取材協力:「Ryori 雄」