
洗練された上海料理と広東料理が味わえる中国料理の「富麗華」からは、満を持して“北京ダック”が登場!ほぼすべての客が注文するというその味は、パリパリの皮の香ばしさが際立ち、野菜の爽快感、甘い特製味噌が見事に融合した逸品です。何本でも食べたくなる美味しさを、ぜひ味わってください。



上海料理と広東料理、どちらも洗練された料理と接客を楽しめる唯一無二の店として、連日多くの客で賑わいを見せている「富麗華」。オープンしたのは2000年だ。本格的な上海料理を提供する「中国飯店」のグループ店の一つではあるが、社長が上海料理だけでなく、広東料理も同時に楽しめる店と掲げた夢を実現させた。それ故、メニューは200種類以上。それぞれの料理をつくる厨房が階ごとに分け、料理人もそれぞれのスペシャリストがいるという贅沢さだ。
店の看板メニューの“北京ダック”は、まず窯のある3階で焼き上げてから広東料理をつくる2階の厨房に移動し、油をかけてパリパリに仕上げる。そして表皮がパーンと張った、艶々の北京ダック丸ごとを客席まで運び、目の前で皮を切り分ける。華麗な包丁捌きに、食べる前からテンションマックス。これぞ北京ダックの醍醐味だ。
切り分けた皮は、内側についた脂を丁寧の取り除くのが「富麗華」スタイル。
「こうすることで雑味と独特のくさみが取れて、すっきりした味に仕上がるんです」と焼き物師の大竹義幸さん。もちもちした餅皮にパリパリの北京ダックの皮をのせ、特製の甘味噌を塗る。きゅうりとねぎは食感と香りづけのために加えるが、主役である北京ダックのパリパリ感と香ばしさを引き立てるため、きゅうりは皮と種を除き、ねぎは白い部分を斜めに細切りにする。このひと手間で、歯切れが良くなるという。巻きたての北京ダックはほんのりと温かく、かぶりつけば上品な味のハーモニーと、パリッ、シャキッ、もちっの異なる食感が楽しいリズムを生み出して、最後まで美味しさが続く。
もう一本食べたい!と誰もが願う「富麗華」の北京ダック、ぜひdancyu祭で体験あれ。








約100席を誇る店内は落ち着いた空間が広がり、大人数の接待や家族で楽しめる個室も完備され、多様なニーズに応えられる。人気の“北京ダック”コースをはじめ、アラカルトでスタッフと相談しながらコースを組み立てることも。
文:石出和香子 撮影:佐々木美果