いつもの食卓をパーティーに変える、変幻自在で楽しさ重視のライフスタイルブランド「BRUNO(ブルーノ)」。なかでも一台は持っておきたいのが大人気のホットプレートだ。マルチに使える平面プレートのほかに、たこ焼きプレートも付属しており、さまざまな卓上調理で盛り上がれると話題になっている。今回は東京・渋谷のタイ料理店「CHOMPOO(チョンプー)」の森枝 幹シェフが考案した、たこ焼きプレートを使う本場の屋台料理2種類を提供する。当日は実際に森枝シェフが腕を振るうというから、これは食べ逃せない!
「BRUNO」のホットプレートといえば、デザイン性と機能性を兼ね備え、おもてなしのシーンや新生活への贈り物に重宝。おうち時間でも、テーブルにホットプレートがあれば、家族と一緒でも一人暮らしでも、つくりながら出来たてを頬張れるのが楽しい。
プライベートでも家族で「BRUNO」のホットプレートを囲んだと言う森枝 幹シェフ。
「家族でもそうですが、ホームパーティーでも『つくる側』になることが多いんです。それは楽しみの一つではあるんですけど、本当はその時間も一緒に喋っていたい(笑)。ホットプレートなら、仕込みさえしておけば、みんなと一緒にテーブルで完成させられるんですよね。『つくる』と『食べる』の境界線がなくなるのが、ホットプレートの魅力」と森枝シェフ。
そんなふうにみんなで盛り上がる食のシーンにぴったりな「BRUNO」のホットプレート。持ち運びにも便利で、4月22日(土)、23日(日)に開催する「dancyu祭2023」でも、森枝さんがホットプレートを携えて参加する。
「たこ焼きプレートがすごく便利なんですよ! たこ焼きだけに使うんじゃもったいない。タイの屋台で食べた肉団子料理、ラープムートートをつくってみたら、ほら、ぴったりでした」と森枝シェフも上機嫌だ。
現地のラープムートートは揚げ肉団子だが、「BRUNO」のホットプレートは最大250℃まで温度が上がるので、まるで揚げたようにこんがりと香ばしく焼ける。
「肉が結構縮むので、ギリギリいっぱいくらいに大きく丸めて穴に入れます。豚肉からどんどん脂が出てきて、その脂で自然に揚げたように仕上がるんですよ。調味料でぜひ使ってほしいのがタイでポピュラーな“シーユーカオ”。薄口醤油のようにさらっとしてるんですが、独特の甘みもある。これがあるとぐっと現地の味に近づきます」(森枝さん)
なるほど、たしかに表面は揚げたようにこんがりとして香ばしい仕上がりだ。スパイシーでジューシーな肉団子は、葉野菜をたっぷり用意して、包みながら頬張れば、お酒も進む。今回は、そのレシピを特別に公開しよう。
豚挽き肉 | 500g |
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★ たれ | |
・ シーユーカオ | 1/2カップ(※1) |
・ こぶみかんの葉 | 30枚(150g) |
・ 赤玉ねぎ | 1個 |
・ 万能ねぎ | 6本 |
・ レモン果汁 | 1個分(※2) |
・ 粗挽き赤唐辛子粉 | 大さじ2 |
・ 米粉 | 大さじ4(※3) |
えごまの葉 | 適量 |
サニーレタス | 適量 |
江戸前ハーブ | 適量 |
※1 なければ、薄口醤油大さじ6、砂糖大さじ1、水大さじ2を混ぜる
※2 あれば半量をライムにすると風味豊かになる
※3 ジャスミンライス、または米を煎って粗く砕いたもの
こぶみかんの葉は細切り、赤玉ねぎはみじん切り、万能ねぎは小口切りにする。
ボウルに豚挽き肉を入れ、1の材料の半量を入れる(残りはたれに使う)。
2を手でまったりと白っぽくなるまでこねる。
たれの材料(こぶみかんの葉、赤玉ねぎ、万能ねぎは2で残ったもの)をボウルに入れ、すべて混ぜ合わせる。米粉は早めに混ぜると固まってしまうので、食べる直前に混ぜるとよい。
焼くと縮むので、たこ焼きプレートの穴とぴったり同じくらいか少し大きいくらいに手でまとめ、団子状にする。
「BRUNO」ホットプレートにたこ焼きプレートを設置し、[HI]で5分予熱する。5を入れ、あまり動かさずに5分ほど焼く。こんがりと焼き色がついたら返し、さらに5分ほど焼く。全面がしっかり焼けたら出来上がり。皿に、えごまの葉、サニーレタス、江戸前ハーブと一緒に盛りつけて、たれを添えたら完成。
森枝さんが「dancyu祭2023」で、もう一つ「BRUNO」ホットプレートのたこ焼きプレートを使って披露するのが、タイのおやつというカノムクロックだ。本場でもココナッツミルクと米粉を使った生地を、まさにたこ焼き器のようなプレートで焼くスイーツだという。
「たこ焼きやベビーカステラと違って、半円形に仕上げるのがカノムクロックの特徴。二つを合わせると円になることから“カノムクロック=愛し合う2人のお菓子”と名付けられています。フレーバーはいろいろあって、甘いものだけではなく、しょっぱいものもあるんですよ。また、生地にカヤペーストを合わせたものは“シンガポール風”といわれていますが、実際にシンガポールにこのお菓子はないようです(笑)」(森枝さん)。
なんともロマンチックな名前のスイーツだが、まさに会話を楽しみながらたこ焼きプレートでつくるのにぴったり。こちらも「dancyu祭2023」で実際に「BRUNO」のホットプレートを使って焼きたてを提供予定だ。
「今回は、薄いグリーンの“シンガポール風”、つまりカヤペースト入りと、チョコバナナ、マンゴーカスタードの3種類をつくります。外側とふちがサクッと焼けて、内側はもちもち。エスニックではありますが、日本人にも親しみやすく食べやすい味です」(森枝さん)。
「BRUNO」が展開しているホットプレートすべてに付属しているたこ焼きプレート。名前こそたこ焼き用だが、実際は一口サイズの料理をつくるのに万能。温度の調整も細かくできるので、肉を香ばしく焼き上げたり、生地にじっくり火を通してもっちりと仕上げたりするのもお手のもの。たこ焼きパーティーだけじゃない、ホットプレートの可能性をますます広げてくれる一台。そんな万能ホットプレートで披露する森枝さん渾身のエスニック料理の魅力を「dancyu祭2023」で体験してみよう。
コーポレートサイト:https://bruno-inc.com/
BRUNO公式Twitter:https://twitter.com/bruno_enjoy
BRUNO公式Instagram:https://www.instagram.com/bruno_enjoy/
BRUNO公式ファンサイト「BRUNOがある暮らし」:https://brunofans.jp/
「CHOMPOO」のシェフであり、プロデューサー。オーストラリアの「Tetsuya’s」で修業を積んだ後、京料理「湖月」、マンダリンオリエンタル東京内にある「タパス モラキュラー バー」などでも働き、自身も世界を食べ歩き。幅広い視野を持ち、「CHOMPOO」では、タイ人シェフと組み、ハーブを生かした、新しくてハイエンドなタイ料理を提案。
文:北條芽以 写真:大谷次郎