「もっとおいしく、もっと楽しく」食べることを考える食いしん坊の、食卓の主役がお米です。3人のごはん好きが集結したdancyu食いしん坊倶楽部『ごはんのおとも会議』では、お米を美味しく食べる喜び、その楽しみを「ごはんのおとも」を通して考えます。記事末で、“美味しい土鍋ごはんの炊き方”も公開中!
登場するのは、本誌でもおなじみの日本料理の名店「懐石 小室」の主人・小室光博さん。そして、「OTR(オン・ザ・ライス)」と称して、ごはんにのせて食べると美味しいものを日々追求する、大のごはん好きで知られるモデルの市川紗椰さん。そこにdancyu食いしん坊倶楽部部長の植野も加わり、お米を美味しく食べるための「ごはんのおとも」について熱く語り合います。
今回は、第1回『ごはんのおとも会議』の模様を紹介します。
炊きたてごはんを前にすると心が躍る、それが日本人のごはんを愛するからこそ感じる気持ちです。テーブルに炊きたての土鍋ごはんが運ばれてきて、小室さんが蓋を開けた途端、湯気と一緒に上がったのは市川さんの「わぁー、すごい」という歓声。
市川さんのごはんの好みは「パツーンと弾けるようなごはん」。そのみずみずしさ、噛んだときの甘さや香りに魅せられると言います。
次の議題は、そもそも「ごはんのおとも」とは何かということ。そして、「ごはんのおとも」と「ごはんのおかず」の境界線について。
「ごはんのおとも」の定義については、以下の4つを基本に考えてみました。
突き詰めた究極のおともは「おいしい塩」。そして昔から食べているしょっぱい梅干し、塩鮭や塩鯨だそう。
「ごはんのおかず」と「ごはんのおとも」の境界線については、
このコメントに対して、市川さんも素早く反応。
最後に「ごはんを美味しく食べる風景」について話が弾みました。
―――話はまだまだ尽きません。この続きは、2023年1月21日(土)13時〜のオンライントークイベントでお楽しみください!
トークイベントでは、ヤンマーマルシェで販売されるdancyu食いしん坊倶楽部が選んだ「ごはんのおとも」をいくつか紹介しながら、お米を美味しく食べる喜び、その楽しさを話し合います。
『ごはんのおとも会議』は、本当のごはんのおいしさを再確認するための強力なサポーター、お友だちを考える会議です。オンライントークイベントでは、本記事と同じ、小室さん、市川さん、植野の3名が登壇してトークを繰り広げます。
ぜひ、白いご飯とマイベスト「ごはんのおとも」をご用意してご参加ください!
「日本一ごはん茶碗が似合う」という噂の小室さんの炊きたて土鍋ごはんは、垂涎の極みです。小室さんに美味しい土鍋ごはんの炊き方を習います。
溜めた水を使うことで手早く糠を洗い流すことができる。2合程度なら、流水でもOK。一番大事なのは、最初にサッと研いだ後の1回目の濁り水は素早く流すこと。あまり強く研ぐと米が砕けるので注意。
3、4回研いで、水が澄んだらザルに上げる。炊くまでに30分以上そのまま置いた後、土鍋に入れ、米の2割増しの水を加える。2合の米なら、水は440ml。
蓋をして強火にかける。沸いたら火を弱め、吹きこぼれないように蓋をずらして2分炊く。さらに蓋をして6分炊く。おこげをつける場合は、もう一度強火にして2分炊く。
5分蒸らして、出来上がり。
文:REVE 写真:竹之内祐幸 ヘアメイク:千葉万理子 スタイリング:真鍋かんな