じゃがいも殿堂レシピ
【スパじゃがつまみSESSION⑩】ガラムマサラと豆板醤を効かせた「じゃがいもの炒飯」は、細切りしゃがいもの食感が抜群!

【スパじゃがつまみSESSION⑩】ガラムマサラと豆板醤を効かせた「じゃがいもの炒飯」は、細切りしゃがいもの食感が抜群!

じゃがいもがなんと炒飯の具に!? ガラムマサラと豆板醤の風味が絶品の一皿はビールを欲する味わい。発売中の「dancyu」秋号では、スパイス使いに定評のあるシェフ二人が、スパイスの風味が効いたじゃがいもつまみを考案する企画を展開しています。今回は「じゃがいもの炒飯」をお届けします。

dancyu 2026年秋号「じゃがいも殿堂レシピ」特集では、スーパーで手に入るスパイスを使って、家飲みで気軽につくれるじゃがいも酒肴メニューを、西荻窪「ビストロシノワ YASMIN」オーナーシェフ・佐藤恭生さんと富ヶ谷「Sakeria 酒坊主」店主・前田朋さんが考案していく、「スパじゃがつまみSESSION」という企画を誌面で展開しています。スパイス使いに定評のあるシェフ二人の柔軟な発想から生まれた“スパじゃがつまみ”の数々をdancyuWEBでも紹介していきます。

今回は、「ビストロシノワ YASMIN」オーナーシェフの佐藤恭生さんが考案した「じゃがいもの炒飯」を教えてもらいましょう。

「日本人は炒飯の具材というと細かく刻みがちだけど、細切りにすると食感がしっかり残って、これはこれで合う。家庭の火力のフライパンでつくるときは、青菜や香味野菜を多めに入れるとご飯がくっつきにくくなります」(佐藤さん)

「じゃがいもの炒飯」のつくり方

材料材料 (1人分)

じゃがいも100g
ご飯150g(*1)
小松菜70g(*2)
長ねぎ10g(みじん切り)
生姜10g(みじん切り)
豆板醤小さじ1/2
ガラムマサラ2ふり
塩3g
米油大さじ2

*1 ご飯は温かいままでOK。
*2 青菜は何を入れてもよい。

1野菜の下ごしらえ

じゃがいもは皮をむき細切りにする。小松菜は1cm幅程度に細かく切る。

2具材を炒めて仕上げる

鍋に油を熱し、じゃがいもを入れて強火で炒める。表面が透き通ってきたら豆板醤、長ねぎ、生姜を加える。香りが立ってきたら小松菜を加えてさっと炒める。ご飯を加えて、鍋底からよく混ぜて炒める。塩をふってさらに炒め、米粒に油が回りパラパラになったら、仕上げにガラムマサラをふり、軽く混ぜて皿に盛る。

具材を炒めて仕上げる
完成
シャクシャクした食感を残す細切り芋が、パラパラな米と絶妙に合う。豆板醤の旨味と辛味にガラムマサラの多層的な風味が加わって、シンプルながら満足度の高い味わいに。
佐藤恭生さんと前田朋さん
西荻窪「ビストロシノワ YASMIN」オーナーシェフ佐藤恭生さん(左)と富ヶ谷「Sakeria 酒坊主」店主・前田朋さん。「スパじゃがつまみSESSION」全10品をつくり終えて乾杯! 今回の取材で気づいたじゃがいもの魅力や奥深さを語りあったトークは、ぜひ「dancyu」秋号誌面にてご覧ください。

教える人

佐藤恭生 「ビストロシノワ YASMIN」オーナーシェフ

佐藤恭生 「ビストロシノワ YASMIN」オーナーシェフ

「銀座アスター 新宿賓館」などで12年間勤めた後に独立。2013年に下井草に「YASMIN」を開店、2016年に現店舗へ移転した。スパイスやハーブを巧みに使った、ナチュラルワインに合う中国料理を提供する。仕入れを兼ねて年に3、4回中国を旅する。

26年秋号「じゃがいも殿堂レシピ」
26年秋号「じゃがいも殿堂レシピ」
ホクホク、シャキシャキ、サクッ、とろ~り。切り方や調理法でガラリと食感が変わり、食いしん坊を惹きつけてやまない、定番野菜の絶対的王者。それがじゃがいも! 圧倒的な旨さに食卓がどよめく、殿堂入りの68レシピをお届けします。

文:宮内 健 写真:衛藤キヨコ

宮内 健

宮内 健 (編集者、ライター)

1971年、東京生まれ。音楽誌『bounce』『ramblin'』編集長を歴任し、フリーランスの音楽ライター、編集者として長らく活動している。2010年以降「食」や「酒」に関してもテリトリーを広げ、2018年から2024年まで『dancyu』編集部に在籍。数々の特集記事の企画編集や執筆を手掛けた。