東京・西荻窪のフランス料理店「ビストロ・サン・ル・スー」。30周年を迎えた人気店の厨房で、創業から使い続けてきたのは「カルピス(株)特撰バター(一部、カルピスバターと省略)」。「このバター以外は考えられない」と言う金子淑光シェフのカルピスバター愛は、仕事を離れた自宅のキッチンでも。晩酌好きなシェフとマダムの智恵美さんが、グラス片手にプライベートで楽しんでいるカルピスバターのレシピを、おすそ分けします。
「このくらいはのっけないとね」と呟きつつ、1ポンドのかたまりから板状にカルピスバターを切り出す金子淑光シェフ。そのままバゲットにのせると、さらに上からしらす干しをこんもりとのせ、大好物だというブルスケッタを完成させた。目を引くのは、そのバターの厚み!バゲットの厚さと変わらないではないですか。
「この厚切りの冷たいカルピスバターが口の中で溶けていく感じがいいんだよ。舌触りがいいから、べたっと残る感じがしない」
「そうそう、カルピスバターは“塗る”じゃなくて、“のっける”がいいの」と、横で見守っていたマダムの智恵美さんも大きく頷く。
西荻窪でフランス料理店「ビストロ サン・ル・スー」を営む金子夫妻が、全幅の信頼を寄せているのが、カルピス(株)特撰バター(以下、カルピスバター)だ。今年30周年を迎えたレストランで、料理に、お菓子に、テーブルバターにと、創業から変わらず使い続けている。
「ビストロ・サン・ル・スー」を始める前、夫婦で料理修業に飛んだフランスで、本場のバターを山ほど食べてきた。帰国して自分たちの店を始めるときに考えたのは、フランス料理の要となるバターは、ちゃんといいものを惜しまず使いたい、ということだった。
「当時はまだカルピスバター自体が珍しかったと思うけど、そのまま食べても加熱しても、ストレートにバターの風味があるし、嫌なくどさはなくて上品。この真っ白な色もいいし、焦がしバターにしても優しいミルク感があって……」と、あふれるカルピスバター愛を語る金子シェフに、「ともかく一度使ったら、もう他のバターに戻れないのよね」と智恵美さん。
そんな2人がふだん自宅で使うバターといったら、もちろんカルピスバター。家ではどんなふうに楽しんでいるのか伺うと、仕事後の晩酌をこよなく愛する2人らしく、酒のお供にぴったりなものがずらり。最近ハマっているという、冒頭のしらすと厚切りバターのブルスケッタもそのひとつだ。
さらに、肉厚な椎茸のバター醤油焼き、いかのナンプラーバターソテーは、カルピスバターの豊かな風味を堪能できる2皿。明太しそバターのスパゲッティーニは、おなじみの和風パスタに口溶けのいいカルピスバターを使うことで、もたつかず、さらりとなめらかにパスタと絡む感触を実感できる。
2人が日々楽しみ、レシピを教えてくれた4品は、どれも気軽につくれて、カルピスバターの香りや味わいを堪能できるものばかり。このおいしさを知ったら、ずっしり1ポンドのバターも、あっという間になくなること請け合いだ。
しらす干し | 30g |
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カルピス(株)特撰バター | 40g(有塩) |
バゲット | 2枚(厚さ1cm) |
黒胡椒 | お好み |
バゲット1枚につきバター20gをのせる。バターは冷蔵庫から出したての冷たい状態がベスト。
①のバゲットにしらす干しを15gずつのせる。お好みで黒胡椒を振って出来上がり。
生椎茸 | 4枚 |
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カルピス(株)特撰バター | 40g(有塩) |
醤油 | 適量 |
椎茸の軸を取り除き、耐熱皿にかさの裏側を上にして並べる。オーブンを190度に予熱しておく。
①の上にバターを10gずつのせ、予熱したオーブンで10分ほど焼く。オーブンから取り出したら焼きたての椎茸に醤油をひと垂らしする。
いか | 110g(一口大カット) |
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にんにく | 5g(スライス) |
レタス | 適量 |
カルピス(株)特撰バター | 30g(有塩) |
ナンプラー | 小さじ1 |
ピュアオリーブオイル | 大さじ1 |
フライパンににんにくとピュアオリーブオイルを入れて中火にかけ、にんにくの香りが立ってきたら、いかを加えて炒める。
いかに火が通ったらバターを加えてさらに炒め、香ばしい匂いがしてきたら、仕上げにナンプラーを加えてからめる。いかやバターの塩味も考慮し、味をみながらナンプラーの量は加減する。器に盛り付けてレタスを添える。
カルピス(株)特撰バター | 200g(有塩) |
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明太子 | 60g(正味) |
にんにく | 5g(すりおろす) |
青しそ | 20枚(約10g)(みじん切り) |
スパゲッティーニ | 100g |
生クリーム | 10g |
塩 | 適量 |
黒胡椒 | 適量 |
ボウルにバターを入れて室温におき、なめらかなポマード状にしたところへ、明太子を加えて軽く混ぜる。さらに、にんにくと青しそを加えてよく混ぜたら冷蔵庫に入れておく。
鍋に湯を沸かして湯量の1%の塩を入れ、スパゲッティーニをパッケージのゆで時間通りにゆでる。
ボウルに①の明太しそバターを40gと生クリームを入れておく。あまった明太しそバターは、ラップでバトン状に整形して冷凍保存する。
湯からあげたスパゲッティーニを③のボウルに入れ、よく和えて器に盛る。仕上げに黒胡椒を振る。好みで刻み海苔(分量外)を振ってもおいしい。
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応募期間:2025年9月5日(金)〜10月3日(金)23時59分まで
応募はこちらから●商品・記事に関するお問い合わせ:カルピス株式会社お客様相談室
TEL:0120‐883‐066
●プレゼントキャンペーンに関するお問い合わせ:dancyuキャンペーン事務局
Mail:ad-plan@president.co.jp
※「カルピス」はアサヒ飲料株式会社の登録商標です。
1959年福島県生まれ。マダムの智恵美さんとともにフランスへ渡り、数々の名店で修業。1995年に「ビストロ・サン・ル・スー」をオープン。「料理に使うのはもちろんだけど、そのままバゲットに挟むだけでもおいしい。小腹が空いたときのお気に入りです」と、カルピスバター愛を語る。
文:鹿野真砂美 撮影:鈴木泰介