材料を揃えた時点で、もう飲めそうな組み合わせ。豚肉はゆがくので意外にさっぱり、いくらでもつまめる相棒だ。料理研究家の重信初江さんに、辛味と甘味のバランスが絶妙な韓流豆皿つまみを教えてもらいました。
明太子の塩気と青唐辛子の辛味で、おつまみ感がアップする。胡麻油は香りを生かしたいから、最後に加えて。
韓国では、生の唐辛子にみそやにんにくをつけてもりもり食べる。野菜感覚なのだ。赤い唐辛子は、青唐辛子の完熟したもの。
豚ロース肉 | 60g(しゃぶしゃぶ用) |
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明太子 | 20g |
韓国青唐辛子 | 1/3本(生) |
胡麻油 | 小さじ1/2 |
青唐辛子は薄い小口切りにしてボウルに入れ、明太子と混ぜ合わせる。
鍋に湯を沸かし、湯がゆらゆらする程度の弱火にして豚肉を入れる。白っぽくなったら取り出してザルにあげる。冷めたら手で半分にちぎり、1に加え、胡麻油も加えて和える。
調理学校で助手として勤務後、料理研究家のアシスタントを経て独立。定番の家庭料理から、実用系、韓国をはじめ大好きな旅行で出合った海外の味まで、守備範囲が広い。雑誌、テレビなどで活躍中。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。
取材:岡村理恵 撮影:鈴木泰介