夏のひんやりスイーツ
レモンとヨーグルトが爽やか!若山曜子さんのレアチーズケーキ

レモンとヨーグルトが爽やか!若山曜子さんのレアチーズケーキ

暑い夏、体をクールダウンしてほっと一息つかせてくれるひんやりスイーツはいかがでしょう。濃厚でレモンの酸味が爽やかな本格レアチーズケーキを、菓子・料理研究家の若山曜子さんに習いました。

冷蔵庫でつくれる夏のおやつ

好評発売中のムック「四季dancyu 夏のレシピ」では、若山曜子さんに夏のひんやりスイーツを教えてもらいました。口当たりのいいヨーグルトやクリームチーズ、水気のある夏のフルーツなどを使った、シャリッ、ツルッが心地よい、夏のおやつ。オーブン使いはなし、冷蔵庫・冷凍庫でつくれる手軽さも魅力です。手づくりおやつが冷蔵庫に入っているといつでも好きな食べられて、家時間が楽しくなります。

今回はその中から、生クリームの濃厚な旨味もありつつ、レモンとヨーグルトの風味が爽やかなレアチーズケーキをご紹介しましょう。

レアチーズケーキのつくり方

材料材料 (直径15cmの丸型。底が抜けるタイプ)

クリームチーズ200g
グラニュー糖50g
生クリーム1/4カップ
粉ゼラチン5g(1袋)
プレーンヨーグルト120g
レモン汁小さじ2
レモンの皮のすりおろし約1/2個分
★ ホイップクリーム
・ 生クリーム3/4カップ
・ グラニュー糖大さじ1
グラハムビスケット3~4枚

1下準備

・小さい容器に水大さじ1(分量外)を入れ、粉ゼラチンをふり入れてふやかしておく。
・クリームチーズは大きめのボウルに入れラップをし、電子レンジで約40秒加熱してやわらかくしておく。
・ホイップクリームをつくっておく。生クリームにグラニュー糖を入れて6分立て(泡立て器ですくうととろとろと流れ落ち、落ちた跡がすぐに消えるくらい)にする。

2底にビスケットを敷く

型にグラハムビスケットを敷き詰める。ビスケットを2枚入れ、あとは手で割ってすき間を埋める。ざっとでよい。

底にビスケットを敷く

3クリームチーズにグラニュー糖を混ぜる

クリームチーズにグラニュー糖を加えてゴムベラで混ぜる。泡立て器に持ち替え、よくすり混ぜる。

クリームチーズにグラニュー糖を混ぜる

4ゼラチンを溶かす

小さい容器に生クリームを入れてラップをし、電子レンジで約30秒加熱して温め、ふやかしておいたゼラチンを加えて溶かす。

ゼラチンを溶かす

5ヨーグルトとレモン汁を加えて混ぜる

4を3に泡立て器でしっかりと混ぜ、ヨーグルトとレモン汁を加えてさらに混ぜる。

ヨーグルトとレモン汁を加えて混ぜる

6レモンの皮をすりおろす

レモンの皮を黄色い部分だけをすりおろして入れる。これでレモンの香りがさらに立つ。この後もレモンの皮は仕上げに使うので少し取っておく。

レモンの皮をすりおろす

7ホイップクリームを入れる

6分立てにしておいたホイップクリームの1/3量を6に加え、泡立て器でさっくりと混ぜ合わせる。残りのホイップクリームは仕上げに使うので冷蔵庫に入れておく。

ホイップクリームを入れる

8型に入れる

2の型に流し入れて表面をならし、冷蔵庫に2時間以上入れて冷やし固める。

型に入れる

9ホイップクリームをのせる

型から出して器にのせ、残りのホイップクリームをのせてスプーンでならしながら表情をつけ、仕上げにレモンの皮をすりおろしてかける。

ホイップクリームをのせる
完成
生クリームたっぷりなので味はリッチで濃厚、でもヨーグルトとレモンでキリッと味がしまって爽やか。丸型で大きく仕上げているので、みんなが集まる日のデザートにも。

教える人

若山曜子さん

若山曜子さん

菓子・料理研究家。大学卒業後パリに留学、ル・コルドン・プルー、エコール・フェランディを経て、パティシエ、グラシエ、ショコラティエ、コンフィズールのフランス国家資格(C.A.P)を所得。パリのパティスリーなどで経験を積み、帰国後は企業のメニュー監修、雑誌・書籍などで活躍中。

文:松原京子 写真:木村 拓

※この記事の内容は、「四季dancyu 夏のレシピ」に掲載したものです。

四季dancyu「夏のレシピ」
四季dancyu「夏のレシピ」
A4変型判(120頁)
2021年6月11日発売/1,100円(税込)