今夜の乾杯は、“トリレモ”と決めている。 トリレモとは、焼鳥をつまみながら、レモンの風味が冴える「こだわり酒場のレモンサワー」を飲むこと。厳選したレモンをまるごと漬け込んだ爽快な飲み口と、焼鳥の相性は格別なのだ。 酒場で愛される「こだわり酒場のレモンサワー」を提供する焼鳥専門店2軒を訪ね、幸せにひたろう。
串から重みが伝わるほどに大ぶりな焼鳥。口いっぱいに頬張れば、噛みしめる度にうまみがしみ出してくる。
そこに「こだわり酒場のレモンサワー」をゴクリ、グビリ。
爽快なレモンの風味と心地よい炭酸の刺激で満ち、次のひと口を頬張りたくなる。
都心だというのに、子ども連れの常連客もいて、店ののびのびとした雰囲気に和む。
「高級な焼鳥店も流行っていますが、リーズナブルで和気あいあいとくつろげる場にしたかったんです」
そう語る店主の柏渕友幸さんは、この地にあった酒屋の三代目。飲食店を営む夢をかなえるべく、40歳から行列ができる人気店、東京・表参道「鳥政」へ修業に入り、2016年に念願の焼鳥店を開いたのだった。
冷凍物は一切使わず、新鮮な若鶏を炭火と至近距離で焼き上げる。高温かつ短時間で焼くことで、うまみを凝縮するのがねらいだ。
「レモンサワーは、ジュ―シーなつくねやうち自慢の皮、ネギ巻にもぴったり合います!」
手には太鼓判を押されたつくね。さっそく頬張り、再び冷たいタンブラーに手を伸ばす。
この幸せなループにまた乾杯したくなる。
古民家の古材を用いたぬくもりある店内は、今晩も賑わいで満ちている。約50席もが連夜満席となる、人気の焼鳥店である。
席に着いたら、まずは「こだわり酒場のレモンサワー」で乾杯。鮮烈な爽快感が喉を通り抜けていく。
焼鳥は、富士山麓で育てられた銘柄鶏「信玄どり」を使う。
店長の齋藤智成さん曰く、「きれいな水と空気に囲まれた環境で育てられ、雑味のないジューシーさが特徴。身質は柔らかく、冷めてもおいしく召し上がれます。たれにも信玄どりのガラや手羽でとったスープを合わせています」。
特筆すべきは、信玄どりの鮮度のよさにあり。
アクセスのよい山梨県の処理場から直接仕入れ、新鮮なうちに串打ちする。ことにレバーは仕入れた日のみの提供としていて、むっちりとした食感が何よりの証明だ。
売り切れ御免のサクッと歯切れがいいはつもとに、肉汁があふれるむねトロ。
うまみ豊かな焼鳥をあれこれ頬張り、「こだわり酒場のレモンサワー」で喉を潤す。
「冷たさをキープするタンブラーも評判です」と齋藤さん。脂と相乗するレモンのフレッシュな清涼感!この幸せにもう一度、乾杯!
「こだわり酒場のレモンサワー」は、缶はもとより、〈素〉を購入して家でも気軽に楽しめる。明日は、わが家で“トリレモ”を味わおうか。
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転
白金 鳥とも
【住所】東京都港区白金6‐18‐7 Cielo6187ビル2階
【電話番号】03‐6721‐6487
【営業時間】17:00~23:00(L.O.)
【定休日】日曜(月曜が祝日の場合は営業)
【アクセス】東京メトロ「白金台駅」より徒歩8分
横濱串工房 青葉台店
【住所】神奈川県横浜市青葉区青葉台2-11-27 めーぷる青葉台2階
【電話番号】045‐981‐3008
【営業時間】17:00~翌5:00 土日祝は16:00~
【定休日】無休
【アクセス】田園都市線「青葉台駅」より徒歩4分
文:長谷川ミヤ 写真:高野尚人/青谷慶