「Northern Cafe」の担々麺｜大野拓朗のロサンゼルス☆食事情③

中華料理は、安いけどしっかりと美味しい町中華から、煌びやかで豪華食材が食べられる高級店まで、イタリア料理や有名ファーストフード店と並んでよく目にするくらいアメリカにはたくさんあります。
そんな中、ミュージカル「Humilton」を観劇しに「Pantages Theater」に行った時、ランチに立ち寄ったのが「Northern Cafe」です。店の近くには「Chinese Theater」や「Hollywood Walk of Fame」などの有名な観光地があって、LAに来たら必ず訪れるであろうエリアに位置しています。

そこで僕が注文したのは「担々麺」。こちらは汁なし担々麺がスタンダードのようです。見た目はシンプルながらも、美しい表情をしているところにまずびっくり。野菜がシャキシャキで、ナッツとごま油の香りが立っていて、口に含んだ瞬間に広がる八角の香り。これはすごい。ハリウッドで本場の中華に出会ってしまいました。さらに日本人好みの味と程よい量で、幸せな満腹感でした。この日はお昼だったのと観劇前だったのでお酒を飲むことは自粛しましたが、合うんだろうなぁ（笑）。

ちなみに「More spicy please」と言えば辛さ増し、「Less spicy please」と言えば辛さ控えめをお願いできます。僕は、アメリカの「Spicy」のもの凄さを体感したことがあるので、今回もそれじゃないかと恐れて「Less spicy」にしましたが、この店は意外と日本人の慣れ親しんだ辛さレベルだったので、普通にしておけば良かった（笑）なんならたまに辛さ増しでもピリッと美味しく頂けそうです。

ああ、書いているだけでよだれが……。
次はどこで何を食べようかな。

大野 拓朗 （俳優）

1988年11月14日生まれ、東京都出身。2009年、第25回ミスター立教に選出される。2010年、映画『インシテミル〜7日間のデス・ゲーム〜』で俳優デビュー。2019年12月からは俳優修業のため単身渡米。新型コロナウイルス感染拡大抑制のためロックダウン（都市封鎖）されたNYでの生活を経験。そこでの経験を執筆した「7ヵ月のニューヨーク留学を経て、いま伝えたいこと。」＠現代ビジネスWEBは100万PV超、「ニューヨーク☆デリバリー事情」＠dancyuWEBは、旅行に行けない皆さんから大変楽しまれる連載となった。そして、帰国後すぐに出演した、ブロードウエィ・ミュージカル「プロデューサーズ」（20／相手役／福田雄一演出）＠シアターオーブはコロナ渦に負けず連日大盛況となり「大入り」を記録する。

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