ハンターシェフに密着。愛犬とキャンプと32時間の週末~御殿場編

ハンターシェフに密着。愛犬とキャンプと32時間の週末~御殿場編

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ハンター歴20年にしてフレンチの名店「LA CHASSE」シェフ・依田誠志さん。毎週末のように、相棒である猟犬とプライベートキャンプ場で過ごす。今回のシェフの足となるのは、32時間のオーナー体験ができるMINI CROSSOVER PHEVだ。狩猟にプラグイン・ハイブリッド車が最適な、意外な理由とは?

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「平日は店で仕事をして、休日には店から直接フィールドに向かいます。春から夏にかけては、犬のトレーニングが野外での活動のメインですね」――六本木にあるジビエの名店「LA CHASSE(ラシャッス)」のシェフ・依田誠志さんは言う。依田さんは狩猟歴20年のハンターにして、フレンチのシェフ。冬の猟期には毎週末、店で提供する料理の食材となるキジや鴨、さらには鹿や猪まで、自らの手で仕留めるため、狩猟に出かける日々を送る。「責任をもって店で出せる食材を追求した結果、自分と信頼できる仲間の猟師が仕留めた獲物だけで料理をするようになったのです」と依田さん。

“獲物を撃つところから、料理が始まっている”――それがシェフのモットーだ。

シェフによれば、猟期にただ猟場に出かけたところで、狙い通りに獲物を得るのは難しいのだという。禁猟期である春夏の間にも猟場の環境や田畑の作物などをよく観察し、フィールドを自分のものにしておく必要がある。「たとえば鳥を撃ったら、まずそのう(喉元にある消化管)を開いて何を食べているかを見るんです。畑でつくる作物が変わったら、そこに居つく鳥も変わることがある。もちろん時間帯や天候、気温も関係がある。そうしたデータを毎年取っていくと、人の営みも含めた自然の大きな循環とその変化に敏感になりますね」とシェフ。フィールドをよく理解することは、猟のパートナーである犬にとっても同じこと。

依田シェフと愛犬のルネ
鴨の模型を投げて、レトリーブ(回収する)の練習をする依田シェフと愛犬のルネ。犬の遊びも猟犬としての訓練のうちだ。

猟犬のトレーニングとは、一体どんなものか?

道路脇の芝畑や雑木林に目を配りながらMINI CROSSOVER PHEVを運転するシェフ。そしてキジを見つけると静かに車を降り、ラゲッジスペースのドアを開け、ケージから犬を放した。すると犬は風下からキジにそっと近づき、待機する。シェフによれば「今日のような雨の日は猛禽類が飛ばないので、キジが藪から出てくるんです。犬は目視で自分の獲物であるキジを確認します。若い犬の訓練では次のステップでにおいを覚えさせる。実際の猟ではにおいを頼りに藪の中に潜むキジを見つけ、主人の合図でキジを追い立てます。そして藪から飛び出したキジを猟銃で仕留めるのです」とのこと。にわかに犬が走り寄ると、キジは羽ばたいて飛んでいった。

「キジの訓練は、休耕田や芝畑で行ないます。作付けしている畑にはもちろん立ち入りません。農業などの人の営みが豊かな環境を守るからこそ、野鳥もそして狩猟文化も生かされていますから」とシェフ。人と自然はずっと近い関係なのだ。

車中からキジを探す。休耕田や芝畑に目を凝らす。
雨の日は天敵である猛禽類が飛ばないのでキジが藪から出てくるのだという。
キジを見つけたらすかさず犬を放つ。荷室には犬のケージを二つ積むことができた。
キジを追う猟犬。狩猟では、犬が追って飛び立ったキジを撃つ。

自然に溶け込むMINI CROSSOVER PHEVのEV走行

今回、御殿場でのドッグトレーニングに使用した車は、MINI CROSSOVER PHEV。シェフはこれまでにもPHEV(プラグイン・ハイブリッド車)に乗ったことがあるというが、今回のMINI CROSSOVER PHEVにどんな印象を持ったか聞いてみた。

※PHEVは、エンジンとモーターのハイブリッドかつ、プラグによる外部充電が可能なタイプの自動車のこと

山道の走行でも十分なパワー。ハンドルのフィーリングも反応がよく快適。
走行時のモニター。走行時の電気使用の加減が設定可能だ。

「まず運転席の前にあるヘッドアップディスプレイ(HUD)がいいですね。キジを探すときはもちろん安全には注意しますが、周囲を右に左に見渡さなければなりません。その際、HUDが自然に視界に入るから、車の状態を確認できて安心感がありますね」とシェフ。なんともハンターらしい感想だが、さらにこんな興味深い話を教えてくれた。

「PHEVは、実は狩猟にうってつけなんですよ。実際の狩猟でも、獲物は車に乗りながら道路脇に鳥や鹿を探すんです。道路に近くないと仕留めた後に車まで運ぶのが大変ですから。そして野生動物は音に敏感です。自然界の中にない音を聞くと、途端に警戒してしまう。その点、エンジン音のしないEV走行モードなら静かに獲物に近づける」。そう言いながら両手で銃を構える形をつくると「ドンッ」と撃つ真似をして笑みを浮かべた。

まるでスマホ?プラグイン・ハイブリッドの充電は2ステップ

さらにMINI CROSSOVER PHEVの利点を実感させるのが、シェフが拠点にしているプライベートキャンプ場に着いてからだ。キャンプ場には電源が引いてあり、食事の支度をする前にプラグを充電口に挿し込んだ。するとリング状のライトが黄色い明滅を繰り返す。充電中を知らせる合図だ。

Eをモチーフにしたマークがプラグイン・ハイブリッドのトレードマーク。
キャンプ場の充電設備などからも充電可能。まるでスマホのような気軽さだ。

「キャンプ場に着いたらまずは充電。そうしておけば、料理を作ってくつろいで、朝になればフル充電ですからね。EVにもいろいろ種類はあると思いますが、MINI CROSSOVER PHEVは僕のライフスタイルにピッタリですよ。山道を走行しても登りではエンジンの力強さも感じられたし、下りでは回生エネルギーによる充電を意識せずに行なえる。さらにフィールドにいても充電できるというのは本当に頼りになる」とシェフも納得の表情だ。

※200Vの電源では、フル充電まで3.5時間

調理は薪ストーブで。火の加減もお手のもの。
キジ肉や魚介をキジのブイヨンで炊いたパエリヤの完成!

「毎日、店で料理しているからキャンプでは手抜きですよ」と謙遜していたシェフだが、この日のメニューは、キジからとったブイヨンで炊いたキジ肉入りのパエリヤ。そして猪肉のロースト。もちろん昨冬に自ら仕留めた獲物である。さらには山歩きをしながら山菜やきのこ、ハーブも摘む。シェフは言う。「一年中、自然からの恵みをいただくことができる。狩猟採集というのは、知れば知るほど面白いし飽きがこないものです。MINI CROSSOVER PHEVに乗るなら、ぜひ街からフィールドへと出かけてほしいですね。都会で暮らしながらも、自然への感度が高い。そんな人にぴったりの車ですよ」

山椒の実を摘む依田シェフ(右)とソムリエ兼パティシエの諸喜田(しょきた)真美さん。彼女もハンターで、公私にわたるシェフのパートナー。

翌朝、キャンプ場で犬を遊ばせていると「おーい、こっちに山椒の実があったよ」とシェフの声が聞こえた。「来週は茨城の猟師仲間を訪ねて、天然ウナギ漁を見せてもらう予定なんだ。ウナギ料理には、この山椒を合わせてみようか」――依田シェフの澄んだ声とMINI CROSSOVER PHEVの車体を濡らす朝露が、響き合った。

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依田 誠志(よだ・せいじ)

依田 誠志(よだ・せいじ)

1964年、東京都生まれ。フランスの一つ星店「L'Esplanade(ル・エスペラナード)」で修行し、数店のシェフを務めたのち独立。現在は六本木「LA CHASSE(ラシャッス)」のオーナーシェフ。猟期には毎週末狩猟に出かけ、自ら仕留めた獲物で料理を提供するハンターシェフとして知られる。顧客にはその皿を愛する著名人や料理人も多い。

LA CHASSE(ラシャッス)
【住所】東京都港区六本木3‐5‐7
【電話番号】03‐3505‐6144
【営業時間】18:00~24:00(L.O.22:00)
【定休日】日曜 祝日
※完全予約制

文:水谷宗基 写真:山出高士 動画:シェイク

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