「成城石井」プロデュースのワインバー「Le Bar à Vin 52」ではこの秋、“北海道の魚介とワインを楽しもう”フェアを開催。それぞれの魅力を引き出した、水野翔太シェフ考案の限定メニューがお楽しみいただけます。海の幸に合わせた最高のワインのペアリングも、ぜひお試しを!
豊かな自然環境の中で育った北海道の海の幸は、そのおいしさで群を抜く。今回のフェアでは日本一の水揚げを誇る水タコ、にしん、帆立、秋鮭を使った料理をラインナップ。豊饒の海がもたらす極上の味わいを心ゆくまで楽しむことができる。
まず1品目の前菜にふさわしいのは、水タコを贅沢に使った、“北海道産水タコのカルパッチョオレンジとバジル”だろう。シンプルにレモン、塩、オリーブオイルで下味をつけた甘くみずみずしい食感の水タコに、オレンジの酸味と甘味、バジルの香り、フライドオニオンがアクセントを添える。
2品目に紹介したいのは“北海道産にしんのコンフィといぶりがっこのポテトサラダ”。
にしんをオリーブオイルとハーブでふわっと柔らかく低温調理。炙ったにしんの皮目といぶりがっこの燻香の奥深い味わいに驚かされる。北海道では資源回復の取り組みで、にしんの水揚げ量が増えているというからうれしい。
もちろん、北海道の海の幸代表の帆立も登場する。北の冷たい海で育った帆立の貝柱はそのまま刺身で食べることもできる、肉厚でプリプリの歯ごたえと甘味が特徴。“北海道産帆立と舞茸のムニエル ケイパーと生ハムのソース”の噛みしめるとあふれ出る旨味がたまらない。
さらに、北海道のほぼ全域で水揚げされる旬の秋鮭を使った“北海道産秋鮭と茨城産レンコンのムニエル 柴漬けのタルタルソース”は、秋鮭の持ち味を生かした和テイスト。ふっくらした身と上品な脂のバランスに優れた秋鮭は、毎日食べても飽きないおいしさでタルタルソースとの相性も抜群だ。
これら多彩な北海道の海の幸を引き立てる、「Le Bar à Vin 52」のワインのペアリングも見逃せない。水タコには、柑橘系の香りのあるイタリアの白ワインの“ソアヴェ”を。にしんには、キリッとした酸味が心地よいドイツの辛口スパークリングワイン“ゼクト”。また、帆立にはフランスの芳醇なオレンジワインをチョイス。秋鮭にはすっきりした酸味のフランスのロゼを提案するなど、ワインバーならではのマリアージュが光る。
「成城石井」がプロデュースするワインバー『Le Bar à Vin 52 AZABU TOKYO(ル・バーラ・ヴァン サンカン・ドゥ アザブトウキョウ)』で、オープン当初よりメニュー開発を担当しているのが水野翔太(みずの・しょうた)シェフ。今回のフェア料理はもちろんのこと、世界中から選りすぐった食材を扱う成城石井だからこそのコストパフォーマンスの高い料理を提供し続けてる。本場と同じ切りたての生ハム、選りすぐりのチーズ、厳重な品質管理のもとで提供するワインなど、食材の数々をご堪能あれ。
文:REVE 撮影:海老原俊之