小堀紀代美さんの冬のスパイス料理
体を温める黄金コンビ"ラムソテー&ラムボール"
ラムソテー&ラムボール ラムソテー&ラムボール

体を温める黄金コンビ"ラムソテー&ラムボール"

体を温める効果のあるラムとスパイスを合わせた、冬にぴったりのおかずです。ラムソテーとラムボールはそれぞれ違う味つけにしてふたつの美味しさを楽しみます。生のキャベツと一緒にいただくのが小堀流。冬のおかずをおいしくするスパイスとハーブ使いをスパイスの達人・小堀紀代美さんに教えてもらいました。

“ラムソテー&ラムボール”のつくり方

スパイスをまぶしたラムソテー、スパイスを練り込んだラムボール。スパイスがきいているから、ラムがちょっと苦手な人にもおすすめ。キャベツではさんだり、キャベツをかじりながら楽しみたい。

使ったスパイス&ハーブは

材料材料 (3~4人分)

★ ラムソテー
ラム肉250g(焼き肉用)
・ ラムの下味
 ├ オリーブオイル大さじ1
 ├ 砂糖ひとつまみ
 └ レモン汁少々
クミンシード小さじ1
花椒小さじ1(つぶす)
煎り白胡麻小さじ1
粗挽き赤唐辛子小さじ1/2
オレガノ少々
★ ラムボール
 ├ ラム挽き肉300g
 ├ 卵1個
 ├ パン粉大さじ2
 ├ 牛乳大さじ2
 ├ 塩小さじ1/2
 ├ 黒胡椒少々
 ├ シナモンパウダー小さじ1/4
 ├ クミンパウダー小さじ1/4
 ├ にんにく少々(すりおろし)
 ├ 玉ねぎ大さじ2(みじん切り)
 ├ パセリ大さじ2(みじん切り)
 ├ ドライフルーツ合わせて20g(レーズン、クランベリー)
 └ ミックスナッツ20g
オリーブオイル適量
キャベツのざく切り適量

独特の強い香りと甘い風味があるクミンシ ード、クミンパウダー、シナモンパウダー、花椒。ほかに、粗挽き赤唐辛子、にんにく、パセリ、オレガノ。

材料

1ラムソテーの下ごしらえ

ラム肉に下味の材料を混ぜ込んで10分ほどおく。

ラムソテーの下ごしらえ
ラムソテーのラムはオリーブオイル、砂糖、レモン汁でマリネ。この一手間でおいしさがアップ。

2ラムボールをつくる

ドライフルーツとミックスナッツ以外の材料をボウルに入れ、粘りが出るまでよく混ぜ、9等分にする。ドライフルーツとミックスナッツをみじん切りにし、肉だねの真ん中に入れて空気を抜いて丸める。

ラムボールをつくる
ラムボールはドライフルーツとミックスナッツを詰めて成形。食べたときの食感と甘さがアクセントになる。

3ラムボールを焼く

フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れて中火で熱し、2を入れる。焼き目がついたら転がしながら全体に焼き色をつけ、蓋をして弱めの中火で5分ほど焼き、中まで火を通したら、いったん取り出す。

4ラムソテーを焼く

3のフライパンをきれいにしてオリーブオイル大さじ1、クミンシード、花椒を入れ、中火で熱し、香りが立ったら1を入れて強火にし、両面に焼き色がつくまで焼く。

5オレガノをふる

3のラムボールを戻し入れ、ラムソテーには胡麻と粗挽き赤唐辛子、オレガノをふる。

6仕上げ

キャベツを添え、粗挽き赤唐辛子、煎り白胡麻、ミント、粗塩、クミンシードなど(分量外)を好みでふる。大皿に盛り合わせてもよい。

完成

教える人

小堀紀代美 料理家

小堀紀代美 料理家

レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は料理教室「LIKE LIKE KITCHEN」主宰。おいしいもの好きが高じて世界各国を食べ歩き、そんな経験から、スパイスやハーブ使いの達人となる。

※この記事の内容は、四季dancyu「冬のレシピ」に掲載したものです。

四季dancyu 冬のレシピ
四季dancyu 冬のレシピ
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833480833
2021年12月15日発売/1,100円(税込)

文:松原京子 撮影:邑口京一郎

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。