「ル ジャングレ」の豆皿つまみ
レモンサワーと楽しみたい!"カジキのフライなすのタルタル"

レモンサワーと楽しみたい!"カジキのフライなすのタルタル"

ざっくりした衣にふんわりしたかじきの身。万能焼きなすペーストを使ったタルタル風のソースをかけて召し上がれ。ソースだけでもつまみになる美味しさ!柔軟な発想を持った東京・飯田橋にある酒場「ル ジャングレ」の有澤貴司シェフらしい、ユニークな組み合わせの豆皿つまみレシピです。

カジキのフライなすのタルタルのつくり方

玉ねぎの食感やパセリの香り、ケイパーの酸味と旨味で、万能焼きなすペーストが立派なタルタルソースに!

おいしく飲むコツ
かじきに塩をしたら、水気が出てくる前にすぐ衣をつけて揚げること。そうすることで、ふんわりとした揚げあがりに。揚げ物といえば、発砲した酒を合わせたい。かじきにレモンを絞る代わりに、レモンをたっぷり入れたレモンサワーと。

材料材料 (つくりやすい分量)

かじき1切れ
少々
溶き卵適量
小麦粉適量
ドライパン粉適量
揚げ油適量
★ なすのタルタルソース
・ 万能焼きなすペースト大さじ1
・ ケイパー10粒分(みじん切り)
・ 玉ねぎ少々(みじん切り)
・ パセリ少々(みじん切り)

1タルタルソースをつくる

焼きなすペーストにケイパー、玉ねぎ、パセリを混ぜて、なすのタルタルソースをつくる。

タルタルソースをつくる
タルタルソースをつくる

2かじきを揚げる

かじきに塩をしたら、すぐに小麦粉、溶き卵、パン粉の順で衣をつける。

かじきを揚げる

3かじきを揚げる

油を180℃に熱し、②を2 ~3分揚げる。

4仕上げる

食べやすく切って器に盛り、③に①をかけて完成。

完成

教える人

有澤 貴司 「ル ジャングレ」オーナーシェフ

有澤 貴司 「ル ジャングレ」オーナーシェフ

ホテルのフレンチや、東京・西麻布にあるフレンチレストラン「OHARA ET CIE」などを経て、27歳のときに学芸大学で「ワイン酒場booze」を開店し大繁盛店に。その後、2016年に飯田橋に場所を移し、ナチュラルワインと日本酒が充実した「ル ジャングレ」を開店。ジャンルレスの料理と心地よい空間に、多くの人が魅了されている。

外観
「飯田橋駅」A4出口から出て、小道を曲がると見えてくるグリーンが目印。2022年4月に改装し、カフェも併設するように。
内観
全25席(カウンター8席)。カード可。禁煙。生ビール680円、日本酒は半合500円~、グラスワイン900円~、ボトルワイン5500円~。店内にはウォークインのワインセラーがあり、ナチュラルワイン中心。

店舗情報店舗情報

ル ジャングレ
  • 【住所】東京都千代田区飯田橋4-7-4
  • 【電話番号】03-6261-6233
  • 【営業時間】18:00~22:30(L.O.)
  • 【定休日】日曜 月曜
  • 【アクセス】東京メトロほか「飯田橋駅」から2分

文:浅妻千映子 撮影:竹之内 祐幸

浅妻 千映子

浅妻 千映子 (食ライター)

大学卒業後、3年間のゼネコン勤務ののち、ライターに。雑誌やweb等で活躍。料理研究家としてレシピ開発も。著書に『江戸前握り』『パティシエ世界一』(光文社新書)など、レシピ本に『浅妻千映子キッチン』(ぴあ)、『ほめられレシピ』(主婦と生活社)がある。『東京最高のレストラン』(ぴあ)の審査員。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。