大庭英子さんの食べ飽きない定番レシピ
旨味たっぷり!"アサリの酒蒸し"

旨味たっぷり!"アサリの酒蒸し"

アサリの酒蒸しは、しっかり下準備をすればとっても簡単。アサリの持つ自然の塩味が美味しいので、煮汁まで楽しんで!料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

アサリの砂抜き

1塩水を注ぐ

アサリはバットに入れて海水程度(3%)の塩水をひたひたぐらいまで注ぐ。

塩水を注ぐ
砂抜きは海水程度の塩水で!

2砂を吐かせる

暗くて静かな所に2時間ほど置いて砂を吐かせる。新聞紙をかぶせて暗くしても。空気がしっかり入るように、少しずらしてかぶせるのがポイント。

砂を吐かせる

3殻を洗う

ボウルに移し、両手でこすり合わせて殻をよく洗い、水気をきる。

殻を洗う

“アサリの酒蒸し”のつくり方

最もシンプルなメニューです。アサリがもつ塩分で十分塩味がつくので、酒を加えて蒸すだけでいたって簡単。旨味たっぷりで納得の味わいです。

材料材料 (2人分)

アサリ400~500g(殻つき)
大さじ2
わけぎ少々(小口切り)

1火にかける

砂抜きをしたアサリをフライパンに入れて酒をふり、蓋をして中火にかける。

2蒸し煮にする

煮立ってきたら火を弱めて2~3分、全部のアサリの殻が開くまで蒸し煮にし、最後にわけぎを散らす。

完成
[アサリとシジミ]アサリは淡水と海水のぶつかる汽水域に近い海の砂の中に生息しています。一方、シジミは汽水域に生息しています。同じ二枚貝ですが、生息している環境が違うため、下処理の「砂抜き」に少し違いがあるので注意してください。「砂抜き済み」と表記されているものも、砂が残っていることがあるので、使う前に再度砂抜きをすることをおすすめします。どちらもタンパク質、ビタミンB12、ミネラルが豊富な健康的な食材。積極的に献立に取り入れてください。

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の は」に掲載したものです。

手ほどきdancyu 家庭の和食いろは 基本の“は”
手ほどきdancyu 家庭の和食いろは 基本の“は”
A4変型判(88頁)
ISBN:9784833477734
2019年03月28日発売/ 770円(税込)

文:中村裕子 写真:原 ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。