ステーキ肉でつくる迫力満点の豪快おかず
甘辛の角切りビーフが旨い！"ゴロゴロ肉じゃが"
甘辛の角切りビーフが旨い！"ゴロゴロ肉じゃが"
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- 連載 : ステーキ肉でつくる迫力満点の豪快おかず
薄切り肉ではなく角切りの牛肉を使い、その他の具材も大ぶりに。ダイナミックに素材の味を堪能できる、肉じゃがの新境地です。「薄切り肉では物足りない！」、そんな思いにお応えするべく、『大人の肉ドリル』の著者でもあるフードアクティビストの松浦 達也さんにその解決方法を教わりました。ステーキ肉を使えば定番メニューも迫力満点のがっつり肉おかずに大変身！
“ゴロゴロ肉じゃが”のつくり方
圧倒的な存在感のあるゴロゴロビーフで、いつものお惣菜が2ランクアップ。具が大ぶりなので、口いっぱいに頬張れば、素材の味を堪能できる。
材料 (4人分)
| ステーキ肉 | 1枚（300g）（肩ロース、厚さ1cm） |
|---|---|
| じゃがいも | 2個 |
| にんじん | 1本 |
| ペコロス | 4個（玉ねぎでも可。その場合は1個） |
| いんげん | 3本 |
| サラダ油 | 大さじ1 |
| 水 | 100ml |
| 酒 | 100ml |
| 砂糖 | 大さじ3 |
| 醤油 | 大さじ2 |
1肉を切る
肉を3～4cm角に切る。
2野菜の下準備
そのほかの野菜も肉と大きさを揃えて切る。じゃがいもは皮をむいて大きめに切り、にんじんは乱切り、ペコロスは皮をむく。いんげんは長さ5cmに切る。
3炒める
鍋に油を入れて強火にかけ、十分に熱したら肉を炒める。
4煮る
肉に焼き色がついたら、にんじんを入れて混ぜ、全体に油が回ったら、水、酒、砂糖を加える。
［POINT］少量の水でコトコト煮ます！ 蓋つきの鍋なら、水はほんの少しで大丈夫。じゃがいもは最後に入れるなど、素材を入れる順番に気をつけて。
5さらに煮込む
鍋肌についた焦げ目をこそげ、ごく弱火にして、蓋をして30分煮込む。
6仕上げる
仕上げにじゃがいも、ペコロス、いんげん、醤油を入れ、落とし蓋をして弱火で20分煮込み、器に盛る。
教える人
松浦 達也 （フードアクティビスト／ライター／編集者）
東京都武蔵野市生まれ。家庭の食卓から外食の厨房、生産の現場まで「食」のまわりのあらゆる場所を徘徊する。食べる、つくるに加えて徹底的に調べるのが得意技。著書に『大人の肉ドリル』『新しい卵ドリル』（共にマガジンハウス）ほか、共著に『東京最高のレストラン』（ぴあ）なども。主な興味、関心の先は「大衆食文化」「調理の仕組みと科学」など。そのほか、最近では「生産者と消費者の分断」「高齢者の食事情」などにも関心を向ける。日本BBQ協会公認BBQ上級インストラクター。
※この記事は『技あり！dancyuステーキ』に掲載したものです。
- 技あり！dancyuステーキ
- A4変型判（80頁）
ISBN：9784833476683
2017年12月29日発売/880円（税込）
教える人＆文：松浦達也（フードアクティビスト） 撮影：平松唯加子 スタイリング：伊藤朗子
