さわやかな食べ心地の主菜&副菜レシピ
香ばしいおやき風の"コーンと枝豆の寄せ焼き"

香ばしいおやき風の"コーンと枝豆の寄せ焼き"

とうもろこしと枝豆のやさしい甘さが美味しい。もちっとして具との一体感が絶妙なおやき風の新感覚メニューです。いつでも食べたい定番の主菜と副菜のレシピを軽やかに仕上げるコツを、料理研究家の大庭英子さんに教わりました。

“コーンと枝豆の寄せ焼き”のつくり方

とうもろこしと枝豆をミックスした新感覚のおやき風。鶏挽き肉入りだからお腹も満足。コーンだけ、枝豆だけでももちろんOKです。

材料材料 (4人分)

とうもろこし2/3本(正味120g)
枝豆120g(正味60g)
鶏挽き肉100g
片栗粉大さじ1
サラダ油大さじ1
大さじ1
小さじ1/3
大さじ2
白煎り胡麻大さじ2/3

1とうもろこしと枝豆の下ごしらえ

とうもろこしは皮をむいて長さを半分に切り、芯から実を切り離す。枝豆はゆでて冷まし、さやから取り出して薄皮も取り除く。

2挽き肉の下ごしらえ

ボウルに挽き肉を入れて酒、塩、水を加え、粘りが出るまで手でよく混ぜる。

3混ぜる

別のボウルに1を入れて混ぜ、片栗粉をまぶして2に加え、胡麻も加えてさらに混ぜ、6等分にする。

4蒸し焼きにする

フライパンにサラダ油を熱し、3を丸く薄く形づくりながら入れ、蓋をして弱火で2分ほど蒸し焼きにする。裏に返してさらに2~3分蒸し焼きにする。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

この記事は四季dancyu「夏のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu 夏のキッチン
四季dancyu 夏のキッチン
A4変型 判( 120 頁)
2020年06月11日発売 / 1,100円(税込)

構成:中村裕子 写真:原 ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。