重信初江さんの春野菜を楽しむレシピ
甘味と辛味が調和した"さわらとアスパラガスの味噌焼き"

甘味と辛味が調和した"さわらとアスパラガスの味噌焼き"

白味噌とコチュジャンを合わせた味噌で漬けることで、甘辛くご飯がとまらないおかずに仕上がります。よく買う春野菜も新しいレシピで食べてみると、違った発見があって楽しいですよ!人気料理研究家の重信初江さんに、いつもとちょっと違う味つけのシンプルでつくりやすいレシピを習いました。

“さわらとアスパラガスの味噌焼き”のつくり方

さわらの西京漬けは定番ですが、そこにコチュジャンを加えるだけで、唐辛子の清涼感のある辛味と香りが加わります。さっと火を通してから焼いたアスパラガスともよく合います。

材料材料 (2人分)

さわら2切れ
アスパラガス6本
A
・ 白味噌大さじ1
・ 酒大さじ1
・ コチュジャン大さじ1/2

1アスパラガスの下ごしらえ

アスパラガスは根元を少し切り、根元から3~4cmの皮をピーラーでむき、さっと熱湯にくぐらせる程度にゆでておく。

2漬ける

Aを混ぜ合わせ、さわらと1に塗り15分ほどおく。

漬ける

3焼く

熱したグリルで2を焼く。アスパラガスは強めの中火で片面1~2分ほど、さわらは焦げやすいので焼き色がついたらホイルなどでおおい、中に火が通るまで片面4~5分ずつ焼く。

完成

教える人

重信初江 料理研究家

調理師専門学校の助手、料理研究家のアシスタントを経て、独立。おなじみの家庭料理から、旅行先で覚えた海外の味まで手がける実力派で、再現性の高い確かなレシピが人気。雑誌、テレビ、イベントなどで幅広く活躍中。著者に『Tsukemono cook book 漬けものレシピ』『Sushi cook book すしレシピ 』(ともに朝日新聞出版)、『おうちで深夜食堂』(共著/小学館)など多数。

写真:鈴木泰介 文:椙下春子

※この記事の内容はプレジデントムック四季dancyu「春の台所。」に掲載したものです。

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