コウケンテツさんの秋の食卓レシピ
秋香るちぎりきのこのクリーム煮ポテト添え

秋香るちぎりきのこのクリーム煮ポテト添え

旬のきのこをたっぷりと使って煮込んだクリームは、風味と旨味が抜群!ポテトにかければ、ワインにぴったりのおつまみになります!取材で各地を旅しているコウケンテツさんに、ロケ先で出会った思い入れのあるお料理の中から、家庭で美味しく簡単につくれるレシピを習いました。

ちぎりきのこのクリーム煮とポテトのつくり方

材料材料 (4人分)

椎茸6個
マッシュルーム6個
エリンギ2本
にんにく1片
生クリーム1カップ
じゃがいも3個
オリーブオイル適量
少々
粗挽き胡椒少々
イタリアンパセリ適量(みじん切り)

1下ごしらえ

椎茸は石突きを切って手でちぎる。マッシュルームとエリンギもちぎる。

下ごしらえ
きのこは香りと味がよく出るように、必ず手でちぎりましょう!

2きのこを炒めて煮る

フライパンにオリーブオイル、つぶしたにんにくを熱し、香りがたったらきのこを炒める。こんがりしたら生クリームを加えてとろみがつくまで煮詰め、塩、胡椒で調味する。

3じゃがいもを調理する

じゃがいもはやわらかくゆでてつぶして塩、胡椒、オリーブオイル大さじ3を混ぜる。それぞれ別皿に盛って、2の上にイタリアンパセリを散らす。

完成
クリームにしっかりときのこの風味がうつり、滋味深い。「きのこは手でちぎったほうが香りがよくな って、断然おいしい!椎茸は軸に旨味が詰まっているから必ず使って」。ポテトは別盛りにしてクリ ームを吸わせるようにして食べましょう。

教える人

コウケンテツ 料理研究家

コウケンテツ 料理研究家

大阪府出身、東京都在住。母親は「きょうの料理」でもおなじみの韓国料理研究家、李映林さん。韓国料理、和食、イタリアンと幅広いジャンルに精通する。雑誌やテレビなど多方面で活躍中。『コウケンテツのだけ弁』など著書多数。

文:吉田彩乃 写真:神林環

このレシピは四季dancyu「秋の台所。」に掲載されたものです。

四季dancyu「秋の台所。」
四季dancyu「秋の台所。」
A4変型 判( 120 頁)
2019年09月13日発売 / 1,100円(税込)
吉田 彩乃

吉田 彩乃 (ライター)

1986年、東京都生まれ。2015年よりフリーランスのライターとして活動し、食関連の記事のほか、ビジネス、経済、カルチャーなど幅広いジャンルで執筆。好きなものは珈琲とナチュラルワインと、ワインのつまみになるパン。