日本最古の地下商店街で"鉄板焼きそば目玉焼きトッピング"＠東京・浅草「福ちゃん」／BSフジ「日本一ふつうで美味しい植野食堂 by dancyu」から｜編集部長・植野の食日記　2024年2月23日（金）

目玉焼きを駆使して焼きそばの濃厚な味わいを楽しむ

1955（昭和30）年に開業した浅草地下商店街（日本に現存する最古の地下商店街）には飲食店、理容室、DVD販売店など昭和カオスな雰囲気に満ちています。その一角にある「福ちゃん」は餃子や煮込み、カレーにラーメンとつまみから食事まで多彩なメニューが並んでいますが、ほとんどのお客さんが焼きそばを注文します。

中太麺をたくさん焼いておき、注文が入ると鉄板で焼き直すスタイル。しっかりソースが染みて濃い味わいなので、酒のつまみにもってこいなんです。僕は、目玉焼きをトッピングして、①最初は麺だけ、②麺と目玉焼きの白身を一緒に、③麺と紅生姜を一緒に、④麺に目玉焼きの黄身を絡めて、⑤一味唐辛子をふって、という順番で食べます。これで味わいのグラデーションが楽しめるのです。

この日はロケの合間だったので、酒も飲まず、おやつとして焼きそばだけ食べました。あ、「福ちゃん」でしらふで焼きそば食べたのは初めてかもしれない……。