『ドカベン』が教えてくれたこと。

特段、干支について深く考えることはないんですよね。
と言っても、年末から年始にかけては何かにつけて目に入ることもあって、意識が干支にいきがちです。
あぁ、亥年なんだ。そんな感じでなんとなく知って、その前はなんだったかなって記憶を辿ったり、その次は確か……なんて思いを巡らしたり。
届いた年賀状も猪が大活躍。中にはこんなメッセージが書いてあったりして、そうかそうかと。

ぼたん鍋を食べに行きましょう！

今年はいいけど、来年は子年だもんなぁ。
そんなことを考えると、なんだかおかしくて、ごろごろしながら思ったんです。
猪は食べますよね。じゃあ、十二支に当てはめられたほかの動物は、どうなんだろうって。

子。鼠は食べないなぁ。
丑。牛は好んでいただいてますね。
寅。虎と聞けば、どうしてもタイガースの行く末が心配になるんですよね。
卯。兎は個人的にはノーグッド。
辰。龍は出逢えるものなら出逢ってみたいものです。
巳。蛇を積極的に食べようとは思いませんねぇ。
午。馬は食べています。だから馬券が当たらないのかな。
未。羊。はい、喜んで食べます。
申。猿は食べようとは思いません。
酉。鶏はよく食べてますね。僕は酉年。
戌。犬は『ドカベン』で坂田三吉が仕留めていたけど、いまはもうあのシーンは読めないんですよね。けどね、僕らは、命を食べている。改めて思います。
亥。ぼたん鍋、食べに行きます！